今日は、鳥谷口古墳(奈良県葛城市)の裏から二上山に登りました。
写真は大池の前からです。鳥谷口古墳は中央の小高い丘の上、その上の高い山が二上山の雄岳です。
まず、GPSロガーで測位したルートをGoogleEarthで見てみましょう。
ちょうど上の写真に近いアングルで表示させました。一番下が大池です。
右側のルートが登りのルートです。左は下山ルート、スタンダードな馬の背-祐泉寺-大龍寺のルートです。
鳥谷口古墳の入口。
上に見えるのが鳥谷口古墳です。この裏に登山口があります。
鳥谷口古墳、石室が見えます。
二上山の頂上に大津皇子の墓がありますが、鳥谷口古墳こそが大津皇子の墓だという説があります。
二上山の登山道はこの裏です。左右どちらからでも行けます。
(標高約170m)
登山道に入るとすぐに小さな池があります。ほとんど水の入れ替わりがないらしく、枯れ葉でいっぱいです。
しばしのあいだ小川の横を歩きます。今日は雨の次の日だったので水量が多かったです。
川を通り過ぎると竹薮の中を進みます。
別の登山道と合流します。頂上へは左です。
右へ行くと、大池または二上山ふるさと公園につながります。
(標高約230m)
急激な登りです。できるだけ木の根っこを踏まないように登ってくださいね。
途中、「ながめ坂」という休憩場所を経由します。もうすこし急激な登りは続きますので、すこし休みます。
大和平野の景色が180°以上広がる絶景ポイントです。(ながめ坂からの景色)
(標高約280m)
急坂を登り切ると、しばらく平坦な道があります。
(標高約320m)
すこし急な坂を登るとベンチがあります。ここからも景色が楽しめます。(ここからの景色)
ここで道は二手に分かれます。ベンチの左側を行くと緩やかなルート、ベンチの裏手をそのまま上がるルートは急斜面です。ここは迷わず左側を行きましょう(途中で合流します)。
(標高約350m)
ここからはつづら折りです。4回折れ曲がって緩やかに登っていきます。
3回目の折れ曲がりポイントに小さなベンチがあります。ここから雌岳を真正面に眺めることができます。(ここからの景色)
(標高約420m)
すこし上がると、雄岳頂上ショートカットコースに合流します。まっすぐ行かずに、斜面を登る方向へ進みます。
まっすぐ行くと、馬の背・雌岳方向に行きます。
(標高約440m)
ここから登る道は前に登った時よりも歩きやすくなっていました。誰かが削って踏み固めてくれたようです。
しかし、これには賛成できません。人が歩いて自然に固まってしまうのは仕方がないと思いますが、木の根っこを傷つけてしまうような改修はよい気持ちがしません。せっかくやっていただいた方申し訳ありませんm(_ _)m
ここで突き当たります。上へ行くと雄岳頂上です。
下は2つ前のベンチにつながっています。
急激な登りですが、10mほどです。足を滑らさないように気をつけて登ってください。
登り終えると別の登山道(上の池ルート)と合流です。雄岳頂上へは左です。
右は二上山駅、二上神社口駅方面です。
(標高約480m)
頂上付近にある大津皇子の墓です。
しかし、先にも書きましたが本当のお墓は「鳥谷口古墳」であるという説がかなり有力だそうです。
頂上(標高517m)に到着。
葛木二上神社の周りは八重桜がちょうど満開でした。
2011年4月28日木曜日
二上山頂上の大津皇子墓を1周する(奈良県葛城市)
二上山頂上付近にある大津皇子(おおつのみこ)墓をぐるりと1周する動画を撮影しました。天皇家の墓ということで宮内庁管轄になっています。周囲は清掃が行き届いています。
大津皇子は天武天皇の皇子で、文武両道・容姿端麗であったそうです。民衆からも寵愛され、誰もが後の天皇になると思っていた。しかし皇后(のちの持統天皇)はそれをよく思っていない。というのは、皇后と天武天皇の間にできた草壁皇子に皇位継承させたいと思っていたからである。そこで、大津皇子にあらぬ謀反の疑いをかけ処刑してしまうのである。わずか24歳の生涯であった。大津皇子亡き後に皇位を継ぐはずであった草壁皇子はこの2年後に病死したというのはなんとも皮肉な話しです。
大津皇子の悲劇は現在でも語り継がれ、多くの人がこの地を訪れています。
2011年4月26日火曜日
初めての葛城山に水越峠から登って来ました(奈良県御所市)
葛城山は大阪府と奈良県の県境にある標高959mの山です。金剛山地の一つで、金剛山より北にあります。葛城山へは10年以上前にロープウェイを使って登っただけで、歩いて登ったことがありませんでした。
旧国道309号の水越峠から登りました。水越峠を通り越して、すこし大阪側に車を走らせると無料の駐車場があります。水越峠付近の国道は道幅が狭く、見通しが悪いので絶対に駐車しないようにしましょう。
(標高約490m)
駐車場から200mほど国道を戻ると登山道の入口がありますが、ここから登るとかなり急な階段を登らなくてはいけませんから、50m先の水越峠から登ります。(すぐに合流します)
ちなみに左が葛城山の登り口で、右が金剛山の登り口になっています。金剛山地の稜線を走るダイヤモンドトレールと国道309号の合流点になっているのです。
ここが水越峠です。奈良県と大阪府の県境です。左に登り口があります。
たくさんの駐車車両があります。道幅が狭いので駐車はやめましょうね。
(標高約520m)
これが登り口です。この横を流れる川の水は飲むことができます。
しばらく緩やかな石畳を歩きます。
ここからは石の階段になり少し急になってます。この横を流れている小川が不思議なんです。急に川がなくなるのです。動画を撮りました。
結構な水量を誇る川があるのに、その上は石がゴロゴロ。
不思議な光景です。
川がなくなると、日光を遮っていた木々もなくなり景色が広がります。石の階段もさらに急になります。振り返ると金剛山が見えます。
(標高約620m)
金剛山とヤマザクラ
前方の高い山が金剛山です。
ヤマザクラはほぼ満開です。
石の階段のつぎは木の階段です。かなり急な場所もあるので、ゆっくりと体力を温存しながら登ってください。
木の階段が終わるとすこし平坦な道があります。
(標高約700m)
平坦な道が終わる頃に、自然保護を訴える看板がありました。稀少動植物が生息しているそうです。そっとしておきましょう。
ここからは標高差140mを一気に登ります。ここで休憩しといた方がいいです。
急で長い登りです。
途中で数回の息抜きポイントがありますが、一番の難所です。
急で長い登りが終わると案内板がありました。
「葛城山1.3km 水越峠1.2km」
えっ!これだけ登って来たのにまだ半分もすぎてないのですか~
いえいえ、距離は半分ですが、登りのほとんどは終了です。あとは平坦な道をすすむだけです。
(標高約840m)
右に大和平野、左にヒノキの植林を見ながらゆるやかな稜線を登ってゆきます。
おっ!急に回りの雰囲気が一気に変わり、だだっ広い原っぱに出て来ました。
葛城山の山頂付近は葛城高原と呼ばれていて、四季折々の植物が植えられています。
名物のつつじは、まだ堅いつぼみのままでした。まだ葉っぱも出ていません。5月中旬から下旬に見ごろを迎えるそうです。
むこうに見えるのは金剛山です。
八重桜もまだつぼみのままでした。
ヤマザクラは少し開花していました。
葛城山山頂(標高959m)です。
この葛城高原はかなり広く、つつじ園だけでなく国民宿舎や自然散策道などもあります。ちょっと周辺を散策してみました。
「婿洗いの池」だそうです。
それにしても身勝手なご由緒です^^
婿洗いの池が谷のすき間に見えます。
婿養子だけはこの池に近づかない方がいいですね。
葛城山ロープウェイの葛城山頂駅です。
つつじの季節になれば1時間以上待たされることもあるそうです。
GPSロガーで測位した軌跡をGoogleEarthで表示させました。最初の半分は急な登りで、後半は緩やかな登りであることがよくわかります。緑色に見える植林部分をあまり通らずに、自然林が多いのも特徴です。杉やヒノキの植林は、日光が遮られて陰気な感じがしますものね。
旧国道309号の水越峠から登りました。水越峠を通り越して、すこし大阪側に車を走らせると無料の駐車場があります。水越峠付近の国道は道幅が狭く、見通しが悪いので絶対に駐車しないようにしましょう。
(標高約490m)
駐車場から200mほど国道を戻ると登山道の入口がありますが、ここから登るとかなり急な階段を登らなくてはいけませんから、50m先の水越峠から登ります。(すぐに合流します)
ちなみに左が葛城山の登り口で、右が金剛山の登り口になっています。金剛山地の稜線を走るダイヤモンドトレールと国道309号の合流点になっているのです。
ここが水越峠です。奈良県と大阪府の県境です。左に登り口があります。
たくさんの駐車車両があります。道幅が狭いので駐車はやめましょうね。
(標高約520m)
これが登り口です。この横を流れる川の水は飲むことができます。
しばらく緩やかな石畳を歩きます。
ここからは石の階段になり少し急になってます。この横を流れている小川が不思議なんです。急に川がなくなるのです。動画を撮りました。
結構な水量を誇る川があるのに、その上は石がゴロゴロ。
不思議な光景です。
川がなくなると、日光を遮っていた木々もなくなり景色が広がります。石の階段もさらに急になります。振り返ると金剛山が見えます。
(標高約620m)
金剛山とヤマザクラ
前方の高い山が金剛山です。
ヤマザクラはほぼ満開です。
石の階段のつぎは木の階段です。かなり急な場所もあるので、ゆっくりと体力を温存しながら登ってください。
木の階段が終わるとすこし平坦な道があります。
(標高約700m)
平坦な道が終わる頃に、自然保護を訴える看板がありました。稀少動植物が生息しているそうです。そっとしておきましょう。
ここからは標高差140mを一気に登ります。ここで休憩しといた方がいいです。
急で長い登りです。
途中で数回の息抜きポイントがありますが、一番の難所です。
急で長い登りが終わると案内板がありました。
「葛城山1.3km 水越峠1.2km」
えっ!これだけ登って来たのにまだ半分もすぎてないのですか~
いえいえ、距離は半分ですが、登りのほとんどは終了です。あとは平坦な道をすすむだけです。
(標高約840m)
右に大和平野、左にヒノキの植林を見ながらゆるやかな稜線を登ってゆきます。
おっ!急に回りの雰囲気が一気に変わり、だだっ広い原っぱに出て来ました。
葛城山の山頂付近は葛城高原と呼ばれていて、四季折々の植物が植えられています。
名物のつつじは、まだ堅いつぼみのままでした。まだ葉っぱも出ていません。5月中旬から下旬に見ごろを迎えるそうです。
むこうに見えるのは金剛山です。
八重桜もまだつぼみのままでした。
ヤマザクラは少し開花していました。
葛城山山頂(標高959m)です。
この葛城高原はかなり広く、つつじ園だけでなく国民宿舎や自然散策道などもあります。ちょっと周辺を散策してみました。
「婿洗いの池」だそうです。
それにしても身勝手なご由緒です^^
婿洗いの池が谷のすき間に見えます。
婿養子だけはこの池に近づかない方がいいですね。
葛城山ロープウェイの葛城山頂駅です。
つつじの季節になれば1時間以上待たされることもあるそうです。
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2011年4月25日月曜日
勝手に「ニホンミツバチを守ろう!」運動を開始しました。
野生のミツバチ(ニホンミツバチ)の温厚さについて、動画つきで一昨日のブログでご紹介しました。
しかし、ほとんどの方はハチが近くに巣を作ってしまうと刺されてしまうのではないかと心配されることでしょう。という私もミツバチの巣に近寄るのは躊躇してしまいます。
ただ、これだけは知っていただきたいことがあります。
ニホンミツバチの巣を喉から手が出るくらい欲しい人がいる。
ハチミツを売って生計を立てておられる養蜂家の100%がセイヨウミツバチを飼っておられます。セイヨウミツバチの巣はお金を出して買うことができます。ニホンミツバチは採蜜効率が悪いため商売にはなりませんが、飼いやすくハチミツが大変希少なので趣味で飼いたいと思っている方は結構います。しかし巣は売っていませんから、野生のニホンミツバチ一行を巣箱に呼び込まなければなりません。とはいってもそんなに簡単ではないので、「駆除するんだったらちょうだい」って言っている人が日本全国にいるのです。
そこで、そのことをたくさんの方に周知いただくために、勝手に「ニホンミツバチを守ろう!」運動を開始しました。
運動の目的は、つぎのことをたくさんの人に知ってもらうことです。
運動といっても街頭でビラを配るわけではなく、たくさんの方にこのページを見ていただいて情報を拡散したいのです。
ご協力いただける方は、このページや一昨日のブログのアドレスをご自身のブログやツイッターで紹介してください。また、ご自身のブログにご自身の言葉としてブログの内容をコピペしていただいても結構です。その際はこちらへの連絡等は一切必要ありません。もしお知らせくださいましたら、こちらからもリンクを貼らせていただきます。
一人でも多くの方のご参加をお待ちいたしておりますm(_ _)m
しかし、ほとんどの方はハチが近くに巣を作ってしまうと刺されてしまうのではないかと心配されることでしょう。という私もミツバチの巣に近寄るのは躊躇してしまいます。
ただ、これだけは知っていただきたいことがあります。
ニホンミツバチの巣を喉から手が出るくらい欲しい人がいる。
ハチミツを売って生計を立てておられる養蜂家の100%がセイヨウミツバチを飼っておられます。セイヨウミツバチの巣はお金を出して買うことができます。ニホンミツバチは採蜜効率が悪いため商売にはなりませんが、飼いやすくハチミツが大変希少なので趣味で飼いたいと思っている方は結構います。しかし巣は売っていませんから、野生のニホンミツバチ一行を巣箱に呼び込まなければなりません。とはいってもそんなに簡単ではないので、「駆除するんだったらちょうだい」って言っている人が日本全国にいるのです。
そこで、そのことをたくさんの方に周知いただくために、勝手に「ニホンミツバチを守ろう!」運動を開始しました。
運動の目的は、つぎのことをたくさんの人に知ってもらうことです。
「野生のミツバチは刺さない」
「ニホンミツバチが日本の農業の救世主になるかもしれない」
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