2014年6月26日木曜日

雑木の薪がいっぱいでした(奈良県生駒郡平群町)

本格的な夏が来る前に少しでもを集めようと、いつもおなじみの平群堆肥サービスさんへ顔を出すと雑木の手ごろなとなる木の枝がたくさん山積みされていました。
直径5~10cmほどのものがほとんどで、春から新緑の時期に切られたものがほとんどですので、すぐに燃やすことはできないと思います。
今から玉切りしてを作っておけば、来年の1月ごろには多少ススや煙を覚悟して燃やすことは可能かもしれませんよ。

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2014年6月14日土曜日

山添村で茶摘→製茶体験(奈良県山辺郡山添村)

奈良県山辺郡山添村は奈良県北東部に位置し、標高が高い山間なので周囲一帯は大和高原とよばれています。農業でも特に昼間と夜間の気温差が大きいことからの栽培が盛んです。
この自然豊かさを大切な資源と考え、この地域の価値を見直してもらおうという試みが行われています。廃校になった保育園の建物を利用して、都会から人を集めて農業体験会を定期的に開催しています。
今回、私も友人の誘いで参加してきました。
今回は、お茶摘から製茶までを体験させてもらいました。もともとこの茶畑は持ち主が高齢などの理由で放置されていた場所を借り切って、無農薬で維持している場所だそうです。
今年の春に伸びた柔らかい新芽の部分のみを選んで摘み取ります。新芽の部分は茎を曲げるとパキッと折れます。
カゴを満タンにするには結構骨の折れる作業です^^;
現在では手摘みはほとんど行われておらず、効率化のため機械摘みなのだそうです。 お茶摘みのお姉さんが手摘みしたものはとてつもない高価になるのだそうです。
摘まれた茶葉はすぐに含まれている酵素のおかげで発酵・熟成していくそうです。日本茶は収穫してすぐに加熱して発酵を止めるそうですが、今回は1時間ほど放置しました。するとお茶の香りが大変よくなってきました。
お茶製法や品種はいろいろあるでしょうが、発酵させる時間によって烏龍茶や紅茶などに変わってゆくそうです。
大半は蒸して発酵を止めるそうですが、珍しい釜炒りの方法を教えてもらいました。
講師はこの一帯で無農薬・自然栽培にこだわったお茶づくりを実践している健一自然農園の代表 伊川健一さんです。
熱くなった釜の上に茶葉を転がすようにして茶葉全体に火が当たるように炒ります。手早くしないとお茶の葉がこげてしまいます。我々は軍手をはめてやりましたが、健一さんは素手です。
全体がしんなりしてきたら、茶葉を丸めてだんごを作るような感じでもみます。葉を構成している細胞を崩して、お湯でお茶が抽出しやすいようにする工程です。
それをまた炒り、水分が完全になくなるまで何回か繰り返します。回数を経るごとに周囲は香ばしいお茶の香りが増してきます。おそらくこれまで体験したことのないくらい良いお茶のにおいです。
出来上がったお茶
講師の健一さんは、作業中茶葉を鼻に近づけて頻繁に香りを嗅ぎながら出来具合を確認しておられました。 プロの強いこだわりを感じますねぇ~
さっそく出来上がったお茶と、地域で作られた抹茶入りのどら焼きと笹の香りがすばらしいチマキでティータイムです。
お茶が美味しいと食卓が豊かになりますね。日本人でよかった~
ちなみにお昼ご飯はマトンの肉のどんぶりでした。
これだけ盛り沢山で、お茶のおみやげも付いて1000円!良い休日を過ごさせていただきました。
農業体験のイベントは毎月1回開催されているそうです。

「かすががーでん」のイベントの問い合わせ先
山添村役場 地域振興課 0743-85-0048

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