2013年10月27日日曜日

東吉野村にオープンした手打ちそば「よしの庵」に行ってきました(奈良県吉野郡東吉野村)

奈良県吉野郡東吉野村にオープンしたばかりの本格手打ちそば屋さん「よしの庵」に行ってきました。
伊勢へと向かう国道166号新木津トンネルを抜けてすぐの交差点に看板があります。ここを右折します。「車で4分」と書かれていますが、狭い林道を通りますので慣れていないと10分弱ほどかかると思います。
「木津川」(こつがわ)という集落に入ったすぐの大きな橋を渡ると目の前にある古民家(築300年以上?)です。「そば」というノボリが立っていますのですぐに分かると思います。
駐車場もあります。
(地図)
広い庭と周りの古民家群を一望できるロケーションです。
薪ストーブも置いておられます。真冬の寒い時期には炎を見ながら、本格手打ちそばを楽しむことも出来そうです。
天ぷら付きもり蕎麦(1300円)です。エビアレルギーなので、その旨を伝えましたら代わりにイカ天にしていただきました。
周囲の地域でそばを栽培しているところはないので、残念ながら郷土産の材料ではないそうですがコシのある外一蕎麦(そば粉10に対してつなぎが1の割合の蕎麦)、大阪市内で同じクオリティーの手打ちそばを食べようとすると営業コストなどがかさんで確実に2000円は出さないと食べられないと思います。
ドライブやツーリングで田舎道を走っているときに困るのが食事です。せっかく田舎にやってきても、過疎の影響でお店が減っていたり、人が多く立ち寄る道の駅やサービスエリアではレトルトなどを平然と出す場所も少なくありません。その中でも本格的な蕎麦を田舎ならではの価格で楽しめる場を提供することは大変喜ばれることと思います。
現に伊勢街道をツーリング中だった方が、看板を頼りに来店しているのを見かけましたし、さほど宣伝をされていないのにもかかわらずお客さんの入りは上々とのことで、「よしの庵」さんの開店がきっかけでたくさんの人が訪れることにより地方が活性化してゆくことを祈っております。

「手打ちそば よしの庵」さんのHP

2013年10月22日火曜日

新築のお宅に薪ストーブを設置

今日は新築のお宅に薪ストーブ設置してきました。
新築なので、メガネ石は建築時に埋め込んでいただいています。
さらにレンガの炉壁もご用意いただきました。簡単で安価な遮熱板を提案したのですが、せっかくの新築ということで少々高くついたそうですが作られたそうです。
屋根までの高さが高いので、煙突支え脚2本では支えきれないので、煙突を下から支えるような脚と、写真では見えにくいですが針金で吊り上げるように固定しました。
部屋の中に設置した燃焼哲学MD-80Ⅱ
現在、18000円分の木材利用ポイントがもらえます。さらに地域によっては薪ストーブ補助金を出しているところもあります。詳しくはお住まいの自治体にご確認くださいませm(_ _)m



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2013年10月21日月曜日

吉野杉などの間伐材を使った薪作りツアーの案内が届きました(奈良県吉野郡東吉野村)

奈良県吉野郡東吉野村役場より吉野杉などの間伐材薪ストーブや風呂の燃料となるに加工するツアー「山の学校協議会 第3回 薪作りツアー」の案内が届きました。
そこで作られたは参加者全員で山分けできるとのことです。
参加費は前回より5000円から、3000円に引き下げられ大変参加しやすくなりました。ぜひぜひご参加ください!

2013年10月6日日曜日

ニホンミツバチのハチミツを採蜜

ついにニホンミツバチ巣箱からハチミツ採蜜する日がやってきました。
セイヨウミツバチと違って、体が小さいニホンミツバチを集める量が少ないので1年に1回しか採蜜できないのです。そのため、「レンゲハチミツ」とか「アカシアハチミツ」などと特定の花のハチミツではなく、いろんな花のがブレンドされた「百花蜜」とよばれています。
まずは、巣箱の上に載せてある雨よけの屋根を外します。
おっと、屋根を外すと丸々と太ったヤモリが寝そべっていました。巣箱の上は年中温かい上に、働き蜂たちが常にうろうろしているので餌に困らないのでしょう。
天板を棒でトントンと叩きます。
これをすると、ミツバチたちが怖がって下の方へ降りてゆくのです。
十分叩いた後は、天板と巣箱の隙間にパン切り包丁で切れ目を入れていきます。ミツバチたちが蜜蝋でしっかりと隙間をふさいでいますので、結構力がいる作業です。
天板を外しました。天板からハチミツが垂れてきています。
ミツバチたちが周りを飛び回りますが、攻撃してくる様子はありませんでした。
上から風を送って、さらに働き蜂たちが下へ行くようにしてから、下の段の巣箱に包丁で切れ目を入れます。
取り外した巣箱です。ハチミツがびっしりと詰まって重たかったです。
見とれていてはいけません。先ほど外した天板をすぐさま上に載せます。2~3日ほどで蜜蝋でくっつけちゃいます。
ニホンミツバチ巣箱は、上部にハチミツを貯蔵し、下部は育児の場所になっているそうです。上部の貯蜜エリアを取っても、下部を残しておけば働き蜂たちがどんどん生まれてきますので、一群が滅びることがないのです。
さて、取り外した巣箱を離れた場所に移動させて、巣板を取り外します。
巣箱の前でやると、蜂蜜のにおいにつられて働き蜂が寄ってくるからです。かといって家の中でやってもいけません。残っていた働き蜂が家の中を飛び回ってしまうからです。
残っていた働き蜂ハチミツを舐めにきています。
取り外した巣板です。中にはぎっしりハチミツが詰まっていますね~
さてこれを手で握りつぶしてハチミツを絞ります。
口の広い衣装ケースの中でやるのは、絞ったハチミツの表面積を広くして水分を蒸発させて糖度を上げるためです。糖度が低いと醗酵してアルコールに変わることがあります。
1日くらい置いとくだけで糖度が1~2%上がるそうです。
軽く網で濾して瓶詰めします。糖度が80%以上あれば細菌も繁殖が出来ずいつまでも保存が出来ます。
採蜜に使った道具はまだハチミツがついているので、巣箱の前に置いておきました。
すると、ミツバチたちが回収にやってきます。

網に付いたハチミツも一生懸命舐めています。1匹だけドンクサイのもいるようですが・・・・
少しですがお返しになったかな?近いうちに冬ごもり用に給餌をしたいと思います。


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