2011年4月23日土曜日
【ニホンミツバチを守ろう】野生のミツバチは刺さないそうです!
ミツバチには、セイヨウミツバチとニホンミツバチの2種類がいるそうです。
セイヨウミツバチは、その名の通りヨーロッパから輸入されたミツバチです。養蜂家が蜂蜜の採取や農作物の受粉に使っているのがこの種類です。攻撃的で巣箱に近づくだけで刺されることがあります。
ニホンミツバチは、もともと日本に住んでいたミツバチですが、蜂蜜の生産効率が低いため養蜂には向かず、一部の方が趣味で飼っているくらいだそうです。性格は極めて温厚で、上の動画を見ていただいても分かるように巣箱に近づいても刺されることがありません。(もっと極端な動画)
セイヨウミツバチは、日本では天敵であるスズメバチに対する防衛本能がないので野生化できず、養蜂家の手を離れると死んでしまうほかないそうです。そのため「野生のミツバチはニホンミツバチしかいない」のです。
よって、住宅の軒下や木の中に巣を作るミツバチは「全てニホンミツバチですから、人が襲われる心配はありません」ので殺虫剤で駆除したり駆除業社に依頼したりすることだけは避けてください。
・・・といいますのは、ここ数年でミツバチが大量失踪して農作物の受粉が出来ずに困っているというニュースを聞いたことがあるかと思います。機械のように扱われてきたセイヨウミツバチの免疫力が低下してウイルスなどに侵され易くなっているそうです。そこで、救世主となるのが日本固有のニホンミツバチなのです。とはいっても、都市化によって住処を追われ、セイヨウミツバチとの激しい生存競争で、一部ではニホンミツバチの絶滅も危惧されています。
まず、野生のミツバチは温厚であるということをご理解いただいたいて、どうしても巣を取り除きたいという方は、「駆除」ではなく「保護」にご協力ください。
日本全国に趣味でニホンミツバチの保護を行っている方がいらっしゃいますので、「ニホンミツバチ 保護」で検索してみてください。たいていが無料で行っていただけるそうです。
どうか、ニホンミツバチの保護にご協力をお願いします。
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