2012年2月28日火曜日

移動式製材機で林業再生の試み

youtubeでこんな動画を見つけました。

山林伐採された原木を人の手でふもとまで降ろし、製材所木材にするという、これまでの常識だった木材の利用方法を大きく変えようとする製品を高知の中小企業が開発したというお話しです。
林業に従事する人の数が減り、伐採した木材を運び出す費用を抑えて現地で加工できるというアイデアはすばらしいと思います。利潤第一主義の大企業からは、絶対に生まれない商品でしょうね。
移動式製材機で地域が発展することを心より祈っています。

2012年2月19日日曜日

魔法瓶のような住まい「高断熱住宅」の説明会に行ってきました。

いつも薪ストーブ煙突工事などをお願いしている工務店 株式会社 和宇(わう)さんが、高断熱住宅の説明会をされていたので行ってきました。
現在建設中のお宅を施主さんの了解を得て内部が見ることができるようになっていました。
高断熱住宅の壁の中にこんな太い断熱材が入っているんですね。これだけ太ければ、外部の騒音も聞こえないでしょうね。
熱交換システムの体験コーナーがありました。中央には樹脂製のダンボールのようなたくさん穴の開いた板が積み重なり、空気が通過するように作られています。
手前のオレンジ色のドライヤーからは温風を送り、向こうの水色のドライヤーからは冷風を送ってみると、互いの空気は混じっていないのに、青いドライヤーから送風した空気の出口からも温風が出てくるようになりました。
この性質を使って、少ないエネルギーで家中の温度を一定に保つことができるんですね~
天井には、家中の空気を循環させるダクトが張り巡らされていました。
屋根の下にも外部の熱を伝えない断熱材が隙間なく覆われています。
白い壁は、耐震性能を上げる壁だそうです。耐震設計にもぬかりはありませんね!
家が完成するまでのスケジュールです。マイホームが出来上がるまでにはたくさんの確認事項や打ち合わせがあるんですね~。(写真が不鮮明ですみません)
うわさでしか聞いたことがない、冷暖房をうまく生かす魔法瓶のような高断熱住宅にいつかは住んでみたいものですね。

株式会社 和宇(わう)さんのホームページ

2012年2月5日日曜日

薪ストーブの点検に行ってきました

昨年の12月にお買い上げいただいた薪ストーブの点検に、滋賀県犬上郡多賀町までやってきました。
煙突工事は地元の大工さんにお願いしたので、完成の確認と正しい使い方の指導にいつも行くようにしています。本来は使い始めて2週間くらいでお伺いするのですが、年末年始をはさんだのと大雪でノーマルタイヤでは近づくことが出来なかったので今の時期になってしまいました。
取り付けていただいたのは真ん中の煙突です。こちらが各所の煙突の長さと穴を開ける壁の位置を指示するだけで後は大工さんにお任せです。
土間に設置した無煙薪ストーブMD-80lです。
以前にも薪ストーブをお使いいただいていたので焚き方などは指導する必要もなかったです^^;
メガネ石もきれいに埋め込んでいただきました。さすが地元の大工さんです。
外は非常に寒い地域なので、ススやタールが煙突内をふさいでいるんじゃないかと心配でしたが、しっかりと自然乾燥させた広葉樹を燃料にされているとのことで非常にきれいでした。(5mm以上煙突にススが付着すると煙突掃除が必要です。このお宅は1ヶ月半使用で2mmくらいしか付着していませんでした。)

2012年2月4日土曜日

「薪入手ガイド-番外編-」大阪府民の森 むろいけ園地(大阪府四條畷市)2月11日・19日に限り持って帰れます

大阪府四條畷市にある大阪府民の森 むろいけ園地で上記のはり紙がしてありました。
2月11日(土曜日)と2月19日(日曜日)に限り、公園内で伐採された枝木を持って帰ることができるそうです。(公園の指定場所に限る)
コナラの林を広葉樹林の里山へと再生するために伐採されたそうです。伐採した木をとして燃やすことは、最近大問題となっているナラ枯れの原因であるカシノナガキクイムシ駆除する上でも重要です。
公園の駐車場から少し離れた場所ですので多少覚悟がいるかもしれません。いろいろと条件があるようですので、内容をよくお読みになってください。
駐車場から徒歩5分くらいの現場を見てきました。
伐採した枝が固めて置いてありました。
むろいけ園地内は入場無料。駐車場も無料です。薪をお探しの方は、参加をご検討ください。

2012年2月2日木曜日

伐採現場を見て思う・・・・

山中で森林の伐採現場を見つけました。
ご覧のような広大な土地に木の切り株や丸太がゴロゴロしていました。
ナラやクヌギの広葉樹ばかりだったので、持って帰ることが出来れば良質なになるとおもうのですが、なにぶん林道も整備されていない山の中なのでヘリコプターでもない限り有効活用することが出来ません><
伐採した土地を利用するような気配を感じませんので、何のための伐採なのかよくわかりません。無駄なコストがかかるとは思いますが、として運び出しやすいように細かく切り刻むなどして頂くと、散策しに来た方々が手に持てるだけ持って下山する→ふもとに置いておく→必要な人が回収する→山が片付くというような一人一人の協力で自然エネルギーを活用していくことが出来ないかと、勝手に思ったりしてしまいます。