つい先日から取り扱いをさせていただいている無煙薪ストーブ「燃焼哲学」の製造元であるモキ製作所(長野県千曲市)へお伺いさせていただきました。
長野自動車道 更埴ICを下りて約15分、国道18号沿いの好立地です。
ショールームに入ると出迎えてくれるのが、薪ストーブ人気No1のMD140(346,500円)です。(動画)
薪ストーブは初めて体験するのですが、暑くなりすぎて弱めたり消したりしても、 石油ストーブとは違って急に室温が下がったりする事がないのだそうです。
「燃焼哲学」の特徴はなんと言っても「高温燃焼」。普通の薪ストーブなら壊れてしまう800℃もの高温で燃やすから、「煙が出ない」「灰がほとんど出ない」「煙突にススがたまらない」「杉やヒノキが燃やせる」などなど、他にない利点があります。
左の筒は、枯れ枝や書類などを安全に燃やせる「焚き火どんどん」(36,540円)。
右はオーブン付き薪ストーブMC95(462,000円)
横形のかわいいデザインのMC80(346500円)
女性向けのデザインですね^^
人気No2のMD80
(157,000円)
中央の空気調整つまみで火力を調整します。開くと火力が強くなり、閉じると消えます。
扉を開きました。
グラスウールのパッキンが見えます。海外メーカーの製品のように定期的にメンテナンスをする必要が全くありません。
製品の耐久性は20年、鋳物ではなく鋼鉄の板をしっかりと溶接して作っているのが安心を生んでいるのです。日本の職人芸ですね。
デザイン重視のMW130-20
(577,500円)。燃えている火が大きく見えるように設計しています。
内部から溶接を行っているためスッキリとした外観です。
長野県と共同でデザインしたそうです。
少し小型のMW100-17
(462,000円)。
デザイン度外視の小型タイプSL70(98,800円)。火を見ることが出来ませんが、安価なのでとにかく薪ストーブが欲しいという方や作業場にオススメです。
ここには展示されていませんでしたが、さらに安価なMD30(75,000円)という製品もあります。
煙突掃除用のブラシです。SLシリーズ以外の薪ストーブには標準で付属するそうです。
メガネ石です。
熱を通しにくい素材でできていて、壁に煙突を通すときに埋め込みます。
薪の火つけを実演していただきました。
段ボールの切れ端と細い目の薪を一緒に入れます。新聞紙などは火勢が弱いため、出来れば段ボールがよいそうです。
火をつける場所は、手前過ぎず奥過ぎずだそうです。
薪に火が移りはじめたら太い目の薪を入れます。このときはまだ煙突から白い煙がでています。煙は必ず煙突の方へ吸い込まれます。部屋の温度と外部の温度差が煙を吸い取るようになっているそうです。薪ストーブが熱くなればなるほどその特性は顕著になります。
ここは外なので多少は窓から煙が出てきましたが、煙突を1mほど継ぎ足すと出て来なくなりました。
工場です。
中央には、SL250(231,000円)が置いてありました。
丸太がそのまま置かれています。
「燃焼哲学」の利点の一つである「丸太のまま燃やせる」がここで実践されていました。
外に戻ってみると、だいぶ薪が燃えていい感じになっていました。
もう熱くて近寄れません。しかし、炉台(炉の下にある1枚の鉄板)の下は周囲の温度と同じです。コレも「燃焼哲学」の利点の一つ「フローリングの上にそのまま置ける」です。灰で汚れる恐れもありますから何か敷いた方がいいと思いますけどね。
煙突から煙は全く出ていません。煙突の先端からゆらゆらとモヤが出ているのが微かに見えるだけです。
さすが無煙薪ストーブと謳っているだけのことはあります。
お忙しい中ご案内いただいたモキ製作所さん、ありがとうございました。
(モキ製作所の地図)
「燃焼哲学」の詳細はコチラ
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