奈良県吉野郡十津川村を走る国道168号を外れて、山道を登ること約30分。標高1000mまでやってきました。
すばらしい景色の見える駐車場からパワースポットとして名高い玉置神社の参道が始まります。ここからは約10分ほどの徒歩です。
参道の途中に、枕状溶岩が堆積した景勝があります。
枕状溶岩は、溶岩が海中に噴き出し急激に冷やされたときに出来上がります。標高1000mの場所にこのような場所があるとは自然の営みとは人知を超えていますね。
奈良県の天然記念物にも指定されています。海面から迫り出してきた地形に、ブナなどの広葉樹とヒノキなどの針葉樹が入り混じるというのも珍しいそうです。
さて、幻想的な林道の先に玉置神社の建物が見えてきました。こんなに標高の高い場所にこれだけの石垣や石段などをよく運んできたものです。昔の人の信仰心はすばらしいものです。
石段を一回登っていくと、さらに急な石段とその上には、樹齢1000年を超える杉の古木に囲まれた本殿が見えてきました。
都会の喧騒からかけ離れた十津川村のさらに標高1000mを超える高地にこんな古の建造物があるのは驚きです。さきほどの枕状溶岩と針葉樹と広葉樹が入り混じった特異な風景を昔の人は、信仰の対象としたのでしょうね。
ミッキーマウスを逆さにしたようなエンブレムが可愛いい玉置神社でした。
自然が作り上げたパワースポット。十津川へ行かれる際にはぜひ寄ってみてください。
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