2014年6月14日土曜日

山添村で茶摘→製茶体験(奈良県山辺郡山添村)

奈良県山辺郡山添村は奈良県北東部に位置し、標高が高い山間なので周囲一帯は大和高原とよばれています。農業でも特に昼間と夜間の気温差が大きいことからの栽培が盛んです。
この自然豊かさを大切な資源と考え、この地域の価値を見直してもらおうという試みが行われています。廃校になった保育園の建物を利用して、都会から人を集めて農業体験会を定期的に開催しています。
今回、私も友人の誘いで参加してきました。
今回は、お茶摘から製茶までを体験させてもらいました。もともとこの茶畑は持ち主が高齢などの理由で放置されていた場所を借り切って、無農薬で維持している場所だそうです。
今年の春に伸びた柔らかい新芽の部分のみを選んで摘み取ります。新芽の部分は茎を曲げるとパキッと折れます。
カゴを満タンにするには結構骨の折れる作業です^^;
現在では手摘みはほとんど行われておらず、効率化のため機械摘みなのだそうです。 お茶摘みのお姉さんが手摘みしたものはとてつもない高価になるのだそうです。
摘まれた茶葉はすぐに含まれている酵素のおかげで発酵・熟成していくそうです。日本茶は収穫してすぐに加熱して発酵を止めるそうですが、今回は1時間ほど放置しました。するとお茶の香りが大変よくなってきました。
お茶製法や品種はいろいろあるでしょうが、発酵させる時間によって烏龍茶や紅茶などに変わってゆくそうです。
大半は蒸して発酵を止めるそうですが、珍しい釜炒りの方法を教えてもらいました。
講師はこの一帯で無農薬・自然栽培にこだわったお茶づくりを実践している健一自然農園の代表 伊川健一さんです。
熱くなった釜の上に茶葉を転がすようにして茶葉全体に火が当たるように炒ります。手早くしないとお茶の葉がこげてしまいます。我々は軍手をはめてやりましたが、健一さんは素手です。
全体がしんなりしてきたら、茶葉を丸めてだんごを作るような感じでもみます。葉を構成している細胞を崩して、お湯でお茶が抽出しやすいようにする工程です。
それをまた炒り、水分が完全になくなるまで何回か繰り返します。回数を経るごとに周囲は香ばしいお茶の香りが増してきます。おそらくこれまで体験したことのないくらい良いお茶のにおいです。
出来上がったお茶
講師の健一さんは、作業中茶葉を鼻に近づけて頻繁に香りを嗅ぎながら出来具合を確認しておられました。 プロの強いこだわりを感じますねぇ~
さっそく出来上がったお茶と、地域で作られた抹茶入りのどら焼きと笹の香りがすばらしいチマキでティータイムです。
お茶が美味しいと食卓が豊かになりますね。日本人でよかった~
ちなみにお昼ご飯はマトンの肉のどんぶりでした。
これだけ盛り沢山で、お茶のおみやげも付いて1000円!良い休日を過ごさせていただきました。
農業体験のイベントは毎月1回開催されているそうです。

「かすががーでん」のイベントの問い合わせ先
山添村役場 地域振興課 0743-85-0048

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2014年4月22日火曜日

ニホンミツバチのハチミツの搾りかすから蜜蝋を作る

昨年の秋にニホンミツバチハチミツをとった後の搾りかす。これは巣板を作るときにミツバチが分泌する蜜蝋という材料で出来ています。
蜜蝋は利用価値が非常に多い大変貴重なものです。ニホンミツバチ巣箱の中に取り込む時に必要ですし、元々自然の材料なので肌に優しい手作りリップクリームやハンドクリームの材料にもなります。
ではその作り方をご紹介しましょう。
まずはお湯を沸かし、そこに搾りかすを放り込みます。丸い玉のような搾りかすが完全にバラバラになるようによくかき混ぜます。水面には油のようなものが浮いてきます。これが蜜蝋です。
我が家では薪ストーブを使いますので燃料費はタダです。
これを網で濾します。網にはサナギの抜け殻など不純物が残ります。網に蜜蝋が残ることもありますから、熱湯をかけて下に落としてしまいます。ヤケドには十分注意してくださいね。
蜜蝋は60℃くらいで固まります。
冷えて固まった蜜蝋を取り出します。まだ細かな不純物が残っていますのでそれを削り落とします。
削った不純物。きれいな色をしていません。
不純物を削り落とした蜜蝋
それを金属の容器に入れて湯せんで溶かします。
完全に溶けたら火から降ろします。
溶けた状態のものをお好きな型に流し込んでもいいのですが、このまま冷やしました。
太めのタコ糸を入れた小さな容器に流し込むとアロマキャンドルが出来上がりますよ。
型から外して出来上がりです。粗熱を取ったら型ごと冷凍庫でカチンコチンにすると型から外れやすいです。
また不純物を削り落とす作業からやり直すとさらに純度を高められます。
蜜蝋は外に出しておくと、スムシに食べられたりしますので冷蔵庫の中で保存します。


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2014年4月16日水曜日

ニホンミツバチが分封!巣箱に取り込みました。

4月14日朝8時ごろ、何気なくニホンミツバチの巣箱の様子を見に行くと、いつもどおり働き蜂が数匹出入りしているだけでした。それにしては周囲に飛んでいるミツバチが多いなと思って、巣箱の前に植えてあるビワの木に目をやると、幹に蜂球が出来上がっているではありませんか!蜂球とは、分封(分蜂)したミツバチたちが新しい住処が見つかるまで木の枝の下などに塊を作ることです。
大急ぎで先日設置した巣箱をもってきて、 バサッと巣箱の中に塊を落とします。このときのニホンミツバチは刺さないので、素手で行なうのがよいそうですが、なにぶん初めてのことでビビッて軍手をしてしまいました。この中に女王蜂もいるはずですので、女王蜂が中に入ると働き蜂たちもそのフェロモンに引かれて寄って来ます。そして、この巣箱を気に入れば定着してくれます。
翌日の朝、今のところ働き蜂が出入りしています。気に入って定住してくれることを祈っています。
春から初夏にかけてはミツバチたちの大きな旅立ちがあちこちで行なわれています。もともと温厚なニホンミツバチですが、この分封の時は素手で触っても刺しません。もし、近所で蜂球やミツバチが大群が飛んでいるのを見かけても、決して殺虫剤で殺したりしないで下さいね。


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2014年4月15日火曜日

春の味覚、野生の「タラの芽」を採ってきました

畑の土手に生えていた野生のタラの芽を採ってきました。
鋭いトゲがいっぱい生えているので難航しましたが無事にザルいっぱいなりました。早速天ぷらにして食べました。養殖ものと比べると若干青臭さがするものの、多様な旨味成分が含まれているようで深い味わいでした。
野生の山菜をタダで採って楽しめるのは田舎ならではですね。

2014年4月12日土曜日

桃の花とミツバチ(和歌山県紀の川市)

紀ノ川流域の桃畑は桃の花でいっぱいでした。
可憐な桃の花が枝にいっぱいついています。6月ごろにはあま~い桃がたわわに実るでしょうね。

ミツバチたちも大忙しです。おそらく体の大きさからしてセイヨウミツバチだと思われます。受粉のためこの近所に巣箱を持って来ているのかもしれませんね。


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2014年4月7日月曜日

東吉野村にニホンミツバチの巣箱を設置してきました(奈良県吉野郡東吉野村)

奈良県吉野郡東吉野村に住む友人宅にニホンミツバチ巣箱を設置してきました。
毎年、このお宅の周辺のお花にはミツバチが訪れるという事なので、ひょっとしたら分封群が捕獲できるかもしれないので巣箱の設置を決められました。
まずはホームセンターで買ってきたブロックを設置します。
出来るだけ2つのブロックが水平になるように水準器で測ります。高い方のブロックの下の土を削るなどして調整し、水平になることを確認した上で、巣箱の入り口になるほうがわずかに低くなるように調整します。水が巣箱に入らないようにするためです。
そして、ブロックが左右に傾いていないかを水準器で測ります。もし傾いていると、ブロックと土のあいだに石などを入れて調整します。
調整を終えたら巣箱をのせます。
巣箱はNPO法人日本蜜蜂大学さんで売られている(税別1万円)ものを使用しました。
天板には蜜蝋がたっぷり塗られています。
ニホンミツバチの巣から採られたものを塗ることで、ミツバチが定着しやすくなります。
あとはその上に雨よけのトタン屋根と重石を載せて完成です。
分封の時期になるとニホンミツバチを呼び寄せる匂いを出す薬剤(NPO法人日本蜜蜂大学さんが今年から販売開始)をぶら下げて、捕獲初挑戦されます。
無事に捕獲できますように(-人-)


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2014年3月25日火曜日

ニホンミツバチの巣箱を設置しました。

ニホンミツバチ巣別れする季節がまもなくやってきます。
ご一行に入居していただくための巣箱を設置してきました。
巣箱の設置に適した場所は、
1、南向きで、夏は涼しく、冬は出来る限り日光があたる場所
2、水はけがよく、ジメジメしていない場所
3、人や車が通らない場所
4、地盤がしっかりとした場所
なんか、家を選ぶときの条件みたいですが、ミツバチたちも安心して暮らせる場所を探す習性があるんですよ。
今日設置した場所は、 現在入居中の巣箱の2mほどずらしたところの条件に合う選びました。で、早速問題発生!いざ設置しようと草を刈ってみると大きな石がゴロゴロしていました。石の上に巣箱を置いてしまうと、風が吹いたりするとグラグラしてミツバチたちが不安になり逃去してしまいやすくなります。
そこで一輪車2台分くらいの土を盛って地固めを行ないました。
しっかりと土を盛った上に土台となるブロックを置きます。出来れば水準器で水平を確認するのがベストです。そして、わずかに巣箱の前面の方が低くなるようにします。雨のときに水が巣箱の中に入ってゆかないようにするためです。
何年かそこに鎮座することになるかもしれないので、枯葉や枯れ草が腐ってカビなどが発生しにくいようにちょっとした工夫(企業秘密です^^)を加えます。
その上に重箱のような巣箱を積み重ねてゆきます。巣箱昨年秋採蜜した巣箱を使います。ちょっとだけ蜜蝋が付着しています。
蜜蝋が付着しているのは大変な意味があります。ニホンミツバチが過去にこの中に住んでいた痕跡が、新たな住処を探しに来たニホンミツバチには安心するみたいなんです。ニホンミツバチは新築物件より中古物件を好むんですね~
フタと雨よけのトタン板を被せて設置終了です。
後は分封群が入ってくれることを祈るだけです。


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