2013年4月29日月曜日

ドイツカフェ「みとき屋」第7回クラフト市で薪ストーブでピザを焼きました(京都府南丹市)

4月27・28日、薪ストーブ燃焼哲学」のユーザーさんである京都府南丹市日吉町にあるドイツカフェみとき屋」さんで恒例の地域イベント「クラフト市」が行なわれました。
昨年11月に行なわれた前回に続き、今回も薪ストーブの上にピザ釜を載せてピザ焼きのお手伝いをしてきました。
みとき屋さんの入り口に、いつもは店内に設置してある薪ストーブを持ってきて焼き始めました。
職人さんが作ったピザ生地を薪ストーブの上で焼くだけの簡単なお仕事です。
まず陶器製のプレートを薪ストーブの上に置いて、その上にピザを載せます。
その上にピザ釜を載せて焼くだけです。
予めプレートとピザ釜は空焚きして十分に熱くなるように温めておきます。
約15分ほどすれば、上のチーズも溶けておいしく仕上がります。8等分に切り分けて1切れ100円で販売。焼きあがるとすぐに完売するという人気ぶりです☆
もちろん「クラフト市」は私たちだけでなく、たくさんの出展者がいらっしゃいました。
ドイツ風ソーセージと釜焼きパンの販売
ドイツ人のご主人シャウベッカーさん(後ろ)手製の手作りソーセージです。
京都外国語大学助教授、関西大学文学部教授・同外国語研究機構教授などを歴任され、現在は関西大学名誉教授・国際日本文化研究センター客員教授でもあります。
こちらは、イタリアの家庭料理ニョッキの販売です。
天然酵母を使ったフォッカチャやベーグルサンドなどを販売されてました。
もちろん食べ物だけでなく、様々な作品の発表の場でもあります。
広い裏庭では多数のお店がオープンしていました。
陶芸体験させてもらえるブースもあり、
陶器のおろし金のようなものなどちょっと複雑な形をした陶器です
こちらは木細工品だったり、
取材しきれないくらいお庭にたくさんのお店が出現していました。
ちいさな田舎町の小さなカフェですが、たくさんの方々の尽力でうわさがうわさを呼び遠くは和歌山や姫路などからも観にいらっしゃる方もいるそうです。人々のつながりはすごいものですね。
みとき屋さんで飼われているヒツジ君
日曜の午後3時からは、カフェの中で静岡県から来られたオペラグループによるオペラの公演が行なわれました。
オーストリアのベーゼンドルファ製のピアノが置いてあります。スタインウェイ・ベヒシュタインと並ぶピアノ御三家の製品が京都の奥で聞けるとは思いませんでした。
製造直後の状態ではなかなか本領を発揮しないといわれるピアノですが、ここではイキイキと美しい独特の音色を奏でていました。非常によく使いこまれているのでしょう
小中学校に必ずといってもいいほど置かれているヤマハのピアノとは根本的に違う、甘~い音色です。
オペラ公演が終了後、演者の方々がお酒を飲みながら即興でオペラを演じています。本当に心からオペラを愛しているのかがよくわかります。
ワイングラスを落として割ってしまうアクシデントをもネタに、ホウキで片付けながらオペラで表現。こういうシーンは滅多に見ることが出来ないです。
たくさんの観客の中での公演の緊張のほぐれなのか、それとも建物の中が観客で埋め尽くされて響きが殺がれていたかどちらか分かりませんが、公演後の方が良い声が出ていたと思ってしまうのは私だけでしょうか?

こういうイベントに参加していつも思うことですが、人それぞれ方法は違いますが、オペラも陶芸も木細工品作りもソーセージ作りも薪を使った生活も、「趣味」という域を超えて「心から楽しもう」という人たちがたくさんの人々の共感とつながりを生む大きな「仕事」になってゆくのだろうなと思います。贅沢は出来ないけど、つながりで生活できる道を選んで本当に良かったと心から感じました。
次回は初冬の頃に開催だそうです。またお邪魔させていただきます~♪

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