昨日の新聞に尼崎でミツバチの飼育が始まったという記事が載っていました。
兵庫県尼崎市の国道43号線周辺は公害訴訟(西淀川公害訴訟)で長年争われた場所ですが、まさに阪神高速湾岸線が通る工業地帯にミツバチの巣箱を設置しているそうです。工業地帯で育ったミツバチから採れたハチミツで「公害」のイメージ改善につなげるようになったらいいですね。
最近は大阪駅の周辺や、銀座、仙台でもビルの屋上にミツバチの巣箱を設置して、都会生まれのハチミツが話題になっていますね。尼崎でも昨年は300kgのハチミツが採れたとかいてありますから、工業地帯や都会でも花がたくさん咲いているということですね。ミツバチの種類は書かれていませんが、「14日に今年初めての採蜜」とあるので、セイヨウミツバチだと思われます。ニホンミツバチは年1回、秋にしか採蜜できませんから。
農業地帯よりも工業地帯のほうが空気が汚れているので、そこから採れるハチミツは敬遠してしまうという方がいるかもしれませんが、実は一概にはそうと言い切れないのです。農業地帯は農薬や除草剤を散布している恐れがあり、花蜜にも微量に含まれる可能性もあるのです。
工場の煙の粒子が、花蜜に溶け込んだという話は聞いたことがありません。また、空気が汚れていてミツバチが住みにくいと判断したならば、働き蜂の数が少なくなってしまうはずです。
いずれにしましても、このプロジェクトがうまくいきますよう影ながら応援しております^0^)/
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