名水と呼ばれている湧水やせせらぎの酸化還元電位を計測して、水のおいしさや効果・効能と酸化還元電位の相関関係について調査してみることにしました。
酸化還元電位とは、酸化と還元という2つの化学反応(「酸化」=電子を奪う化学反応、「還元」=電子を与える化学反応)のそれぞれ電子の奪いやすさ、与えやすさの度合いを単位V(ボルト)で表す指標です。200mVを上回ると酸化傾向が強くなり、下回ると還元傾向が強くなります。
酸化力が強くなると鉄を錆びやすくさせたり、物を腐敗させたりする原因にもなります。逆に還元力が強いと錆が取れたり、腐敗しにくくなったりします。
これは人間の体でも起こっている反応ですので、酸化力が強い水を飲むと病気になりやすくなったり、老化の原因にもなると思われます。
とはいえ、還元力の高すぎる水を飲むことがよいことだとは思いません。酸化還元電位が-300mVという驚異的な還元力を持つ水を生成する浄水器が販売されているのですが、その水を飲むとなぜかおいしくないのです。 味覚というのは人間が食物を体内に取り込むべきかを判断する重要なフィルターであり、「おいしく」頂けないのは何かが欠けている証拠だと思うのです。
そこで、健康によく、おいしい水とは何かを探るために調査してみたいと思います。
やまとの水 阿知賀瀬の上湧水(奈良県吉野郡下市町)
奈良県指定の名水「やまとの水」に指定された「阿知賀瀬の上湧水」です。
水温 13.6℃
PH 7.1
酸化還元電位 309mV
吉野川湧水(奈良県吉野郡下市町)
写真は夏ごろの写真です。汲む人が並んでいたので、水温とPHを計測することが出来ませんでした。
酸化還元電位 304mV
やまとの水「細井の森湧水」(奈良県御所市)
金剛山のふもとの名水。こちらもやまとの水に指定されています。
水温 15.0℃
PH 6.8
酸化還元電位 370mV
おもしろい企画ですね。私も、いろんな場所で電位を測りました。ごろごろ水は確か低い電位だったと思います。
返信削除頑張って続けて下さい。姫路の本田です。
本田さん、ありがとうございます☆
削除ごろごろ水はマイナスらしいですね~。いつか行くときが楽しみです♪
実はこんなことを考えたのもエコリさんにお邪魔させていただいてからなんですよ^^