2015年6月2日火曜日

自然農法に挑戦します

前々から試してみたかった自然農法というのを挑戦してみることにしました。 耕さず、肥料も与えず出来るだけ自然の営みに任せるのです。自然好きでめんどくさがりの私にとっては夢のような農法であります。 
30年以上耕作放棄されていて、去年までは笹に征服されていた場所です。クローバーは去年9月に種まきしました。
農薬化学肥料はとっくの昔に土壌から抜けきっているはずです。
まず草を綺麗に刈り取ります。刈った草は後で使うのでよけておきます。
鍬で溝を掘ります。
草の根が張り巡らされて力がいるのですが、土自体はいい
匂いがしてふかふかなんです。いつも耕されている畑の土とは全然違います。私が自然農法に興味を持った理由はここなんです! 
水はけの良い土地であればを作る必要はないのかもしれませんが、今回は初めてということもありマニュアルの手順を踏んで行います。
溝を掘り終えた
溝を掘った時に出る土はの上に載せておきます。この畝
は何年も使えるように上から踏んでしっかりと固めました
ちょうど余っていたトウモロコシの苗を等間隔で植えました。
水やりは行いません。水を求めて地中深くへ根をしっかりと伸ばさせ
るためです。
先ほど刈った草をマルチのように被せて終了です。土が乾くのを抑え、苗が大きくなるまで雑草を抑える役目があり、さらに微生物が徐々に分解すれば将来は養分にもなります。
 
自然農法は様々な生き物と仲良くなるのが重要なのです。
害虫や益虫などという区別もないそうです。肥料を人為的に与えると急激に成長しますが、茎や葉が未成熟で柔らかいので虫達に食害されやすいのです。だから農薬を使って駆除してしまうという悪循環に陥ります。
周囲の雑草もできるだけ取りません。雑草の根は土を柔らかくしますし、枯れると微生物の住処にもなるのです。作物の成長の邪魔になるような場合のみ取ることにします。不耕起無肥料が基本ですから雑草たちの働きも借りなければ自然農法は成り立たないのです。

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