ところがふとしたことで、amazonで「カラーレーザー」と検索してみると、1万円台前半で一際目立っている製品があるじゃないですか!NECのPR-L5750Cというモデルです。
NECのプリンターというとまず思い出すのが、その昔ヒューレットパッカード社のOEM製品のインクジェットプリンターが当時の相場の1万円くらい安値で売られていたことです。しかし、調べてみると製品のシェアが低いため、インクカートリッジの価格がエプソンやキャノン2倍以上で売られていてものすごく高い買い物になってしまっていたということです。
安いと思って買ったはいいけど、1枚当たりの印刷コストが高くなってしまっては元も子もありません。他メーカーの製品とのコスト試算をしてみました。
購入時に入っているトナーは800枚分だそうです。仮に購入金額が14000円だとしたら、14000÷800=17.5円(1枚あたり)
キャノンのわりと安価な製品LBP7010Cは500枚分のトナーで、購入金額は19000円前後です。19000÷500=38.0円(1枚あたり)
新品の状態でのコストでは十分勝ってます。(1枚当たりの標準トナー使用量がメーカーごとに違うかもしれません・・・)
トナーは各色ごとの交換が可能になっています。調べてみると、トナーカートリッジを再利用してトナーのみを充填したリサイクルトナーが発売しているようです。全色セットで9000円くらいで販売されているようです。1000枚印刷できる純正トナーカートリッジなら各4500円、黒色は2000円程度です。
PR-L5750Cの純正トナーカートリッジのランニングコストは、 4500円×3本+2000円÷1000=15.5円(1枚あたり)
LBP7010Cもリサイクルトナーが発売されていますが、全色セットで12000円くらい。1200枚印刷できる純正トナーカートリッジは各3800円程度です。
LBP7010Cの純正トナーカートリッジのランニングコストは、 3800円×4本÷1200=12.6円(1枚あたり)
純正トナーを使うのでしたらLBP7010Cが少し安いですが、リサイクルトナーを使うのでしたらPR-L5750Cが最も安いことが分かりました。
ドラム交換ですが、PR-L5750Cは20000枚毎に20000円、LBP7010Cは7000枚毎に7500円必要です。これはほぼ同じコストです。
以上の試算からよりイニシャルコストの安さ(ドラムが長持ち+初期投資)と純正トナーを使っても維持費がさほど高くならないことからNECのPR-L5750Cを購入することにしたのです。楽天で検索してみると12500円で販売しているところがありましたのでそこから購入。
ぜひ安い値段で買える場所を探してみてください。
あっ、そうそう印刷の品質は良好でしたよ。ホームセンターに売っている安いコピー用紙でもきちんと印刷できました。
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