2012年3月3日土曜日
スマートフォンの充電やUSBライトが使える薪ストーブ←これめっちゃ欲しい!
Introducing the new BioLite CampStove - Reserve now! from BioLite on Vimeo.
炎が上がる小さな筒にiPhoneが接続されて、なんと充電されているではありませんか!
この「BioLite CampStove」という製品は小型の薪ストーブのようなもので、枯れ枝などを入れて火をつけると、そのエネルギーで横についているUSB端子から電気が供給されるようになるそうです。
しかし、動画を見るとかなり激しい炎が上がっているのですが、枯れ枝を燃やすだけでは、こんなに勢いよく燃えないのでは?と思われた方はスルドイ!そこが、この「BioLite CampStove」を開発した人の天才的なところなんです。
まず、どうやって炎の熱エネルギーを電気エネルギーに変換しているかということの説明をしなくてはなりません。電気への変換はペルチェ素子という半導体が行っているのですが、このペルチェ素子が電気を発生するには片面に熱を加えれば、反対の面は冷却する必要があります。つまり、ペルチェ素子の両側面に温度差を発生させてやると電気が生まれるのです。片面を薪の炎で熱して、ペルチェ素子で生まれた電力を使ってファンを回転させて、もう片面を冷却させてやればどんどん電気が生み出されてゆきます。ここまでは、多少の心得のある人であれば誰でも考えつくでしょう。この「BioLite CampStove」を開発した人は、冷却に使った風(温風)を薪の底に吹き付けるように作ったのです。つまり「ふいご」で風を送っているかのように薪の炎はどんどん強くなってゆくのです。どうです?スゴイでしょ?
上に出てる炎は、余ったエネルギーなので上に鍋を置いてお湯を沸かすことだって出来ます。なんと1リットルの水を4分で沸騰させる能力を持っているそうです。
表面はファンで冷却されているので、燃焼中でも素手でつかんでも大丈夫だそうです。
早く日本でも発売されないかな~
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