2011年3月29日火曜日

震災を予言していた?算命学から読み取る日本の行く末「悲観することはない!」

まず、上の文を読んでみてください。(スキャナーで取り込んだので中央が見づらくスミマセン)
「2011年に何かが起こる!」という表題に「大内乱でしょうか、それとも外敵の侵入でしょうか、大地震、あるいは・・・・」と書かれています。
これは、2年前の2009年に発行された「2011年まで待ちなさい!」という書籍の一部です。


著者の菅下清廣氏は、このブログでも何回か触れたので紹介は置いとくとして、経済の実現場で触れた情報だけでなく、古代中国の占いの一種である「算命学」を取り入れたユニークな経済予測を行っています。
算命学は国家のトレンド(潮流) を50年サイクルで考えていて、10年単位で5つの時代が訪れるとしています。5つの時代とは、動乱期→教育期→経済確立期→庶民台頭期→権力期と推移していきます。それぞれの国で憲法が発布された年が基点となります。
そして教育期の5年目は鬼門とし、この頃に「鬼門通過現象」が起こるとされています。日本では1947年に日本国憲法が公布され、1997年に2サイクル目を迎え、その10年後の2007年に教育期が始まり、さらに5年目の今年が鬼門というワケであります。
時期はピタリと合いませんが、1サイクル前の教育期4年目に安保闘争運動で国内は大きく揺れました。アメリカ(合衆国憲法公布は1788年)でも、教育期の4年目に9・11同時多発テロが起こっています。

大震災の発生は非常につらい出来事でしたが、日本という国の大きなトレンド (潮流)で考えると、この局面を乗り越えるために国民により深い絆が生まれる可能性があるのかも知れません。菅下氏は次のように書いています。
事実、この震災での日本人の国民性は他国で高く評価されています。それも一つや二つではありません。外国では当たり前のことでも日本人には当てはまらないということだと思います。

このつらい出来事を大転換の通過点として国民の一人一人が受け入れることができれば、この先には必ず明るい未来が待っていると思うのです。菅下氏は、ニューエネルギー技術が日本から生まれると予想しています。
ちょっと待ってください!この文章が書かれたのは2年前です。原発の問題が起こるとは夢にも思わなかった頃です。
急に原発を全廃することはないと予想しますが、この事態を間近で体験し、しかも資源に乏しい日本から画期的なニューエネルギーへとシフトするのは必然だと思います(むしろ日本しか為し得ない!)。それにしても、2年前にこの動きを予想している菅下氏の予測力(または日本の可能性を信じる力)には脱帽です。

農耕民族として歩んできた日本人のDNAは、「一致団結すること」で数多くの困難を乗り越えてきました。悲観することは自分の可能性を否定することと同義です。菅下氏のように2年前に難局を予想し、それを乗り越える術さえも既に考えている人がいるのですよ。日本人の可能性を信じましょうよ!

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