2014年11月26日水曜日

iPhoneの契約をやめてBIC SIMとガラケーに切り替えると通信費が激減

auiPhone4sを2年半ほど使っていましたが、もっぱらフェイスブックツイッターを閲覧するだけなので通信速度を遅く感じることはありませんでした。しかし最新のLTEができるiPhone5や6などが登場すると、ほぼ同じ毎月1万円近い通信費を支払いながら機能の劣る古い端末(決して劣っているとは思いませんが・・)を使いつづける理由もありません。
「しかし待てよ」 これでは携帯電話会社の思う壺ではないか?何の疑問も抱かずに支払いつづけている毎月の通信費は、そのほとんどが端末の分割代じゃないのか?通信費だけを支払って、端末を使いつづける方法を探りはじめました。
まず、auショップに行ってiPhone4sの契約を解除し、iPhone機種変更する前に使っていたガラケーに戻しました。電話だけの契約になったため月額1600円くらいになりました。あとは、iPhone4siPad miniが外出先で使えるようにするだけです。
まず契約してみたのがsoftbank102Zでした。
月額2600円ほどでしたが、大阪市内の地下や空港内などでも使えない場所があり、通信が途絶えることもしばしばで契約したお店に持って行き解約しました。softbankがつながるところならどこでも使えると店員が言ったのに機種ごとにエリアが違っていて、この端末は制限が多いようです。今後絶対にsoftbankとは契約しません。
そんなこんなで出会ったのがBIC SIMです。iijmioというiijのサービスを利用して、ビックカメラがSIMカードをパッケージ化して販売(税別3000円)しているだけのようです。NTTドコモLTEの電波を利用しますので、ドコモLTEが届くエリアだと全く問題なく使えます。
SIMフリースマホンならそのまま使えるようですが、私はiPhone4siPad miniの両方が使いたいので、NECのAtermMR03LN(25000円ほど)というSIMフリーモバイルルーターにしました。
bluetoothテザリングにも対応した最新機種でWi-Fiなら12時間、bluetoothテザリングなら24時間使用できるという優れものです。ただし、iPhoneとはbluetoothテザリングが残念ながら使えません。
iijmioは1ヶ月2GB(税別900円)と4GB(税別1520円)の通信量(クーポンと呼ぶ)が選べ、のちに変更も可能です。もしクーポンを使い終わっても追加購入もできますし、最大150Mbpsの高速通信ができなくなるだけで、200kbpsの低速通信はいつでも可能です(3日間で366MBという制限があり)。
契約は端末とSIMカードを手元において、web上で15分ほどで完了します(支払いはクレジットカードのみ)。最初の月は日割り計算です。
最大150Mbpsのクーポンを利用するか200kbpsかをアプリで簡単に切り替えが可能。ほんとに簡単に切り替えがで切るんです。これがiijmioを選んだ最大の理由です。
しかも使った通信量が出てきます(3~4時間の遅れあり)ので目安になります。
使用していて分かったことですが、ツイッターのタイムラインやフェイスブックを閲覧するくらいなら200kbpsの低速通信でも、すこし遅く感じるくらいでイライラを感じるほどではありませんでした。
外出先でメールや簡単な画像を送信する作業に限定するなら2G上限でも十分に使えると思います。さらに、余った容量は次月に持ち越しが可能ですので、重い画像などを送信する時だけクーポンに切り替え、あとは低速通信に戻せば毎月900円(税別)でモバイル通信環境が得られるのです。
200kbpsの低速通信iPhone4sGoogle mapカーナビとして使えることを確認しました。きちんと地図が追従してくれました。
メリットは、なんといっても月額のモバイル通信料が1万円弱から3000円以内になったことと、iPad miniが外出先でも使えること。さらにガラケーに戻したことで、電池の持ちがよかったことを再認識しました。2年半ほどiPhone4sを使っているあいだ放置して、その前に3年ほど使ったソニーエリクソンのガラケーが1回の充電で4~5日ほど使えたのです。
デメリットは、ガラケーの通話音質が悪いこと(スマホンは通話音質が良い)。SIMカードモバイルルーターの初期投資(28000円ほど)が大きい。持ち運ぶ機器が増える。携帯メールがガラケーでしか送れない。 充電する機器が増えた(ガラケーモバイルルーター)。通信制限(2Gや4Gまで)があるなどでしょうか?
これらのデメリットを埋めるほどの価値があると思う方は考えてみられたらいかがでしょうか?

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