奈良県吉野郡東吉野村で薪ストーブを設置してきました。
周囲が森林に囲まれた東吉野村の森林資源をたくさんの方に利用してもらおうと、昨年より薪ストーブを設置する人に薪ストーブ補助金を出しているのです。今回はその制度を今年1番に利用されたお客様です。
設置する前の壁。壁からジワジワと外の冷気が伝わってきていました。
壁の外はバルコニーがある関係上、横引き煙突が3mと長くなってしまいました。
鋳物の薪ストーブだと、火力が上げられないものが多いので燃焼不良になりやすいのですが、鋼板をしっかりと溶接した「燃焼哲学」でしたら大丈夫です。
(もちろん短い方が有利ですし、長いと煤が煙突に付着しやすくなりますので、こまめにメンテナンスをする必要があります)
その代わりに、立ち上がり煙突の長さを高くします。
設置した燃焼哲学MD-80Ⅱ
置いてあったタンスを移動して、薪ストーブの周りをすっきりとさせました。
早速、火を入れました。横引き煙突が長くても、しっかりと燃えてくれました。 先ほどまでのヒンヤリ感がうそのように暖かい空間になりました。
後ろに立てかけてあるガルバリウム波板は遮熱板の代わりです。このような安価なものを立てかけるだけでも壁の温度上昇を抑えられます。このときの波板の表面温度は100℃を超えていましたが、壁の温度は10℃くらいでした。低温炭化対策にも使えます。
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