2012年12月27日木曜日

W202 E-202020 イグニッションコイル交換

W202 C-200 形式E-202020の調子が悪くなりました。症状は下記の通りです。
1、数ヶ月前からエンジン振動が大きくなりはじめた。
2、数週間前にセルを回してもエンジンが始動しないことがあった。
3、3日前、始動して数分後に踏切停止中、エンジン回転がばらつきだして振動が大きくなった。アクセルを踏んでも動力が伝わりにくくなった。
4、排気ガスが硫黄臭くなり、 室内にもその匂いが溢れるようになった。
5、かろうじて家まで戻ってくると「EXH TEMP(排気温度上昇)」の警告灯が点灯していた。

「W202 硫黄臭」「W202 EXH TEMP」などで検索すると、故障箇所が次の箇所にだいたい絞れてきた。(下記のページなどを参照。1 2)
O2センサー
イグニッションコイル
エアマスセンサー(エアフロセンサー)」
「センサーをつなぐハーネス」
エアマスセンサーは、エンジン始動時にストールする症状で数年前に交換しました。試しにエアマスセンサーに接続されているハーネスを外して始動してみると症状は同じでした。
2つめの症状に注目してみると、O2センサーが異常な値を出していたとしてもエンジンが始動しないことはないはずと考察。原因はイグニッションコイルにあるのではないかと見て実験を行いました。2つあるイグニッションコイルをそれぞれ外してみてエンジンを始動させてみた。(プラグヘッドのはずし方は次のページを参照)
すると、片方のイグニッションコイルを外すとエンジンが始動しなかったのに、もう片方を外すとエンジンが回転した。そこで原因はイグニッションコイルの故障と断定し、ネットで安価な同等部品を注文しました。早いもので、部品は翌日朝に到着しました。
プラグヘッドを外したエンジンと届いたばかりのイグニッションコイル
故障した部品(右)と交換したイグニッションコイル(中央)。左端は正常品。
とりあえず、エアマスセンサー(左)が付いているホースなどを仮つなぎして、エンジンON!
キュルキュルとセルが回った後、ブルンブルンとよい音を立ててエンジンが回り始めました。故障時のようなぎこちない音はしなくなりました。
この後、きちんと蓋をして修理完了です。ディーラーに持っていくと、チェック費用だけでも数万円するところを1万円程度で済ませることが出来ました。
昨日注文して、北海道から朝一番に届くように部品を送っていただいた部品屋さん、インターネット上にたくさんの修理に関する情報を寄せていただいている方々に感謝したいと思います。

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