先日ブログでもお知らせした神社に作られたニホンミツバチの巣をNPO法人 日本蜜蜂大学の理事長さんに保護してもらいました。(そのブログ)
ちょっと写真が暗いですが、写真中央が巣です。春先に作られた巣にしては大きめだそうです。
まず、掃除機のホースにごらんのような装置を取り付けます。ミツバチが中の網袋に集められます。
ミツバチが掃除機に吸い込まれていかないように、網袋と金網の2重構造になっています。
巣の周りにびっしりと張り付いたミツバチたちを丁寧に掃除機で吸い取ってゆきます。女王蜂はもちろん、働き蜂もできるだけ吸い残しの無いようにします。一群からはぐれてしまった働き蜂は、死ぬしかないからです。
ミツバチを取り除いた巣です。板が何枚も重なるように出来上がっているので巣板と呼ばれています。
これをきれいに剥がして、もって帰ります。絞るとハチミツが採れますが、これはミツバチたちに返してあげます。人間の勝手な都合で巣を撤去する訳ですから、新たに巣を作り直すときの負担を軽減させてあげたいですね^^
網袋いっぱいに集められたミツバチたち。これを2km以上離れた場所で巣箱に入れます。2km以内だと元の場所に戻ってきてしまう恐れがあるためです。
ミツバチから発せられる熱で、ミツバチたちが弱らないように軽トラの窓の外に吊るして持って帰るそうです。巣作りが安定する約2週間後まで、NPO法人 日本蜜蜂大学さんに管理をお願いします。
ご面倒をおかけし申し訳ありませんm(_ _)m
NPO法人 日本蜜蜂大学のHPへ
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