1989年
F-1サンマリノグランプリで
フェラーリの
ゲルハルトベルガーが超高速コーナーの
タンブレロで大クラッシュ。漏れたガソリンが炎上するも駆けつけたオフィシャルにすぐに消し止められました。
当時の
フェラーリは絶不調で、準ホームグランプリである
イモラサーキットに合わせて新しいギアボックスを投入するも不発。チームメイトの
マンセルは不調を感じすぐさまピットインしてレースを棄権、走り続けた
ベルガーが運悪く
タンブレロ直前でギアが壊れてコントロール不能になったのが原因だと記憶しています。病院に入院する羽目になった
ベルガーは、病室を訪れた取材陣に
マクラーレンのステアリングを握りながら大あくびするパフォーマンスを見せたというエピソードが残っています。
この事故はドライバーにも良くも悪くも印象に残ったようで、1993年の同グランプリで
ロータスの
ザナルディが最終コーナーでコースアウトし、マシン後方から火の手が上がる。彼はとっさの判断でピットインせずに炎上しながら
タンブレロまで車を走らせた。
ベルガーの事故でいちはやく火を消した
タンブレロのオフィシャルだったら大丈夫と思ったそうである。
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