2011年1月8日土曜日

動画発見!1989F-1サンマリノグランプリ ベルガータンブレロで炎上


1989年F-1サンマリノグランプリでフェラーリゲルハルトベルガーが超高速コーナーのタンブレロで大クラッシュ。漏れたガソリンが炎上するも駆けつけたオフィシャルにすぐに消し止められました。 
当時のフェラーリは絶不調で、準ホームグランプリであるイモラサーキットに合わせて新しいギアボックスを投入するも不発。チームメイトのマンセルは不調を感じすぐさまピットインしてレースを棄権、走り続けたベルガーが運悪くタンブレロ直前でギアが壊れてコントロール不能になったのが原因だと記憶しています。病院に入院する羽目になったベルガーは、病室を訪れた取材陣にマクラーレンのステアリングを握りながら大あくびするパフォーマンスを見せたというエピソードが残っています。
 
この事故はドライバーにも良くも悪くも印象に残ったようで、1993年の同グランプリでロータスザナルディが最終コーナーでコースアウトし、マシン後方から火の手が上がる。彼はとっさの判断でピットインせずに炎上しながらタンブレロまで車を走らせた。ベルガーの事故でいちはやく火を消したタンブレロのオフィシャルだったら大丈夫と思ったそうである。

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