2014年2月26日水曜日

山の塩と海の塩ラーメン元々(京都府京田辺市)

たまたま通りがかった時に見つけたラーメン店に入ったら大当たりだったのでご紹介します。
京都府京田辺市の松井山手の山手幹線沿いにある「山の塩と海の塩 ラーメン元々(げんげん)」さんです。
昨年11月末にオープンしたばっかりだそうで、店内は美しいです。チェーン店ではないそうで、天然木がたくさん使われている店舗作りは、工務店の社長の趣味が高じてオープンした滋賀県大津市の博多うどん「小麦屋」さんに似てるかも?
山の塩ラーメン並 650円
岩塩で味付けした口当たりのよいあっさり味。チャーシューとキクラゲ、メンマ、白髪ネギと普通のネギが入っております。
海の塩ラーメン並 700円
ハマグリから出るダシと天日塩で味付けした海の旨味が溶け込んだスープ。ハマグリ、海藻類、白髪ネギと普通のネギが入ってます。ハマグリはダシがたっぷり出てしまったのかあんまり味がしません。
山と海のラーメンそれぞれ、調味料で味付けされたのではなく素材に隠された旨味が溶け込んでいました。濃い目のラーメンを食べなれた方には物足りなく感じられるかもしれませんが、ダシの味を重んじる関西のラーメン好きにはたまらないのではないかと思いました。
ランチタイムにでプラス150円で付いてくるマヨチャーシューごはん
しょうゆを軽くかけてある白ご飯の上にチャーシュー、マヨネーズとネギがかかっています。お腹が空いていたので一緒に頼んでみたのですが、食べてから後悔しました。
特にこだわりが見つからず、お腹を膨らませるだけの追加メニューのような感じがしました。チャーシュー丼なら大阪日本橋の阿吽亭をおすすめします。

2014年2月25日火曜日

かなり安いamazonのエネループもどきの充電池を買ってみた

乾電池のほとんどをeneloop(エネループ)に置き換えたほどeneloop好きの私ですが、使うのを躊躇してしまうこともあります。そのハイパワーを活かせて何度も充電する製品(iPhoneの充電用やデジカメ)なら惜しみなく使いますが、ほとんど電池を交換する必要のないリモコンや時計用だと安価な乾電池でもいいのでは?と思ったりもして、乾電池と併用していました。
しかし、今回大きな事件が発生してしまいました。長い間放置していたリモコンの電池液漏れを起こしてしまったのです。アルカリ乾電池はハイパワーで長持ち、最近はかなり安く売られているので、昔ながらのマンガン乾電池をわざわざ買うことも少なくなりました。 そこに油断がありました。
アルカリ乾電池は、短期間で一気に使い切る場合はハイパワーを長時間持続することが出来るのですが、マンガン乾電池と比べると自然放電の量が大きく、リモコンや時計のように長期間にだらだら使う用途には向いていません。さらに、過放電してしまうと内部のアルカリ液が漏れてしまいやすいという欠点があるのです。
とはいえ、eneloopを一気にすべての本数をそろえるには結構な出費が必要なので、いろいろ調べているうちにamazoneneloopよりも安い充電池を見つけて早速注文してみました。
その名も「Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池」、アマゾンエネループで通称「アマループ」と呼んでいる人もいるそうです。
単3形8本で1480円、単4形8本で1280円でしたから、eneloopの3分の2くらいの価格です。
後で知ったのですが、製造しているのはFDKトワイセルという会社で、もともと三洋電機の子会社でeneloopを製造していたところだそうです。怪しい物ではなさそうで安心しました。

容量はeneloopと同じ1900mAhですが、繰り返し使用回数は1000回(最新型のeneloopは2100回)と少なくなっています。用途はリモコンと時計と決めていますので、1000回も充電して使うことがないので十分すぎるスペックです。充電器eneloopと同じものが使えるそうで、昨年末に在庫処分で買ったSANYO製の急速充電器が役立ちそうです。
電池を使い捨てないことはエコでいいですね。それに最初の出費が大きいですが、将来的には元が取れますからオススメですよ。

2014年2月12日水曜日

煙突掃除で出た煤(スス)を竹筒に入れて薪ストーブで燃やす

薪ストーブ煙突内に付着してゆく(スス)を月1回の掃除しますと、スーパーの中袋3分の1くらいになります。煙突掃除せずに放っておくと、ふとした拍子に火が付いて大変なことになることがあります(煙道火災)。の成分は炭と少量の木タールという多少の油分ですので可燃性です。
これを薪ストーブに放り込んで燃やすことも可能なのですが、大量に放り込めば中まで火が入りにくく、燃え残って、大量の灰とともに捨てなければならないことになるのです。
トイレットペーパーの芯などに入れて燃やしたり、紙に包んで燃やしたりいろいろと試したのですが、もっとも効果があったのは竹筒に入れて一緒に燃やすと相乗効果があることが分かりました。
竹を単独で燃やすと、油分の多さでものすごい炎が上がってしまい、ホームセンターなどで売られている安価な薪ストーブなどでは、炉自体の熱膨張が大きすぎて亀裂が入ったりすることもあります。そのため薪ストーブによっては、や同じく油分の多いスギ、ヒノキ、マツなどを禁止している物も多いです。
切って1年くらい乾かしたの筒にを入れます。よく見ると真っ黒ではなく、煙突に吸い込まれた灰も多く含まれていることが分かります。煤が竹筒3本分になりました。
それを薪ストーブの中で燃やします。
一部に火が付きますとその熱で竹筒にヒビが入ります。隙間から少しがこぼれますが、すぐに燃えます。やがて全体が火に包まれますが、だけを燃やすときと比べてその燃え方は緩やかです。
おそらく、中のが断熱材の役割をしてるのだと思われます。
は肉厚が薄いため、ひとたび熱が入ると油分が急激に気化して爆発的な燃焼します。それをある程度防いでくれたのです。
燃焼した後は、蒸し焼きになったが固められてゆっくりと熾火となって燃えてゆきます。粉体を大量に放り込むときと比べれば、火が入りやすい状況になっています。
 
動画で竹筒単体と、を入れた竹筒の燃焼を見比べてみてください。

竹を単体で燃やした場合の動画
わずかな時間で竹全体が強い炎に包まれてゆくのがよく分かります。


を入れた竹筒を燃やした場合の動画
炎の勢いが先の動画と比べて緩やかで、炎の範囲がさほど広がってゆかないことがお分かりいただけると思います。
通常竹筒を3本燃やしても30分も燃えていなかったのですが、を入れると1時間近くも燃えていました。

先日大量に竹をいただきその処分に困っておりましたので大助かりです。

2014年2月9日日曜日

京大博物館「はじめて読むダンヌンツィオ」朗読会を録音させていただきました

京都府京都市左京区にある京都大学にやってきました。
敷地が広すぎてどこに何があるか分かりませんで、プチ迷子状態になってしまいました。
約束の時間ギリギリに目的地 京都大学総合博物館に到着。
現在開催中の「ガブリエーレダンヌンツィオ生誕150周年記念展『ダンヌンツィオに夢中だった頃』(主催:京都大学総合博物館 後援:イタリア大使館他)」の企画「はじめて読むダンヌンツィオ」の朗読録音して欲しいと依頼があったのです。
主催者に確保していただいていた先頭の席に陣取って、SONY生録機、不具合発生時のバックアップとしてSANYOボイスレコーダーをセッティング。マイクの下には吸音のためにフェルトを敷きました。
なぜマイクをスタンドなどに立てて置かないかといいますと、ホールの反響音がたくさんマイクに入らないようにするためです。複数のマイクを用いて、あとでミックスするのでしたらいろんな場所に置いたらいいのですが、1本のマイクだけでスピーチから会場の雰囲気まで録音するための工夫です。
ガブリエーレ・ダンヌンツィオイタリア出身の詩人。その詩をイタリア語講師のエドアルド・ペドイャさんにイタリア語で読んでもらい、そのの意味や読みどころなどを解説するというもの。

私自身イタリア語は全く分かりませんが、イタリア人が普段会話で使っている言葉と違うのはすぐに分かりました。言葉を選んで、美しく組み立てられているのです。ほんとに言葉って面白いものです。
すこし残念だったのが、 ここのホールが壁などに木を多用して、日本語の音域や音の成分が一番映えるように調整されていたことです。日本の施設なので当然なのですが、木の空間の中で昔から暮らしてきた日本人は自然に木の響きと声が調和するように生きてきました。しかし、イタリア語は石造りの街の中で、石の響きと声が調和してきているはずです。木の空間の中では必要な音が木に吸収されてしまうのです。できれば石造りの建物の中でもう一度聞いてみたいものです。
録音時にマイクの下に石版を敷いたりするだけでも同様の効果が得られたりするものですから試してみたかったです。