2009年6月19日金曜日

硫黄山の恵み川湯温泉 名湯の森ホテルきたふくろう(北海道川上郡弟子屈町)


現在でも噴気を吹き上げる硫黄山で熱せられた地下水が吹き出す川湯温泉。名湯の森「きたふくろう」はその温泉を引く旅館の一つ。硫黄山の硫黄をたくさん含む温泉水はph1.8という強酸性の温泉です。食酢よりも強い酸性で、石鹸も泡立たなくなるくらいです。体にスリ傷があればピリピリします。水虫や皮膚病に効能があるそうです。
きたふくろう」の浴室です。石鹸が泡立たなくなるくらいの酸性度ですから、温泉に入ったあとはシャワーで体を流して体を洗わなければなりません。
露天風呂です。外は白樺の森が広がっています。自然溢れる森をみながら温泉を満喫できます。
(名湯の森ホテルきたふくろうの位置を確認)




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ローカル空港ふぁん たんちょう釧路空港(北海道釧路市)



新千歳空港からHAS(北海道エアシステム)のプロペラ機で約50分。たんちょう釧路空港(北海道釧路市)へ到着しました。ボーディングブリッジを使わずに空港へ降り立ったのは初めてです。(写真をクリックすると地図がでます。)

釧路湿原の西側の丘陵地に位置し、周辺には何もありません。ターミナルビルは、釧路湿原と特別天然記念物の丹頂鶴をイメージしたデザインだそうです。日本有数の水揚高を誇る釧路漁港に近く、水産物を首都圏へ空輸する重要な拠点となっています。(写真をクリックすると地図がでます。)

空港の丘を下ると大きなILS(計器着陸装置)が南北に伸びていました。霧で着陸困難になる日が多いため、カテゴリーIIIbという最高水準のものを装備、国内では釧路空港以外に、成田国際空港・熊本空港・中部国際空港・広島空港でしか見ることができません。(クリックすると撮影位置がでます。)

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海産物がどっさり!釧路へ来たなら和商市場に必ず寄ります!(北海道釧路市)

釧路駅から歩いて2~3分、せっかく日本有数の水揚高を誇る釧路へ訪れたならちょっと足を伸ばして和商市場(北海道釧路市)へ行きましょう!私もこれまで3回釧路へ来ていますが、必ず寄っています。 
とれたての新鮮な海産物がどっさりです。私のおすすめは、塩水漬けウニです。都市圏で手に入るビン入りのウニとは違って甘みが違います。もちろん数日間は日持ちしますからお土産にも最適です。そしてお店で漬けているビン詰めイクラも美味です。 
ついでに北海道土産もここで買っておきましょう。海産物と一緒に発送してくれますよ。送料が上がりますが、不要になった着替え類も一緒に送れば帰りの荷物が減ってラクチンですよ。
(和商市場の地図)

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くしろ湿原ノロッコ号に乗る(北海道釧路市)

釧路湿原を遊覧するJR北海道トロッコ列車「くしろ湿原ノロッコ号」に乗って来ました。
ノロッコ号釧路駅塘路駅間をゆっくりと走って約1時間、釧路湿原の大自然を楽しむことができます。 
釧路駅にてかわいい駅員さんを発見!
撮影のお願いに快く応じてくださいました。かわいい駅員さん、ありがとう!
岩保木水門(いわぼっきすいもん)です。釧路川の氾濫に長年悩まされていた釧路市街地をう回する水路との分岐点です。完成以来一度も開けられたことのない水門です。手前が1990年に完成した新水門で、奥の木造の建物が旧水門です。
(岩保木水門の地図)

岩保木水門近くを通るトロッコ列車からの動画です。
釧路湿原駅に到着。緑に囲まれた駅です。釧路湿原を小高い丘から一望できる細岡展望台への最寄り駅です。(しかし徒歩20分) 
(釧路湿原駅の地図)
細岡駅に到着。かわいい木造の駅舎です。細岡展望台へは細岡駅よりも釧路湿原駅の方が最寄りです。間違えないように気をつけてくださいね。
(細岡駅の地図)
釧路湿原を蛇行するように進む釧路川と線路が平行する区間です。釧路川は水源の屈斜路湖から河口まで約100kmの長距離を流れますが、高低差はわずか100mしかないため非常に緩やかに流れるのです。

釧路川と平行する区間の動画です。カヌーが気持ちよさそうに川面に浮いていました。
ノロッコ号の終点 塘路駅です。塘路湖へは歩いて10分ほどですが、帰りのトロッコ列車の出発まで時間がないため駅周辺で待機。
(塘路駅の地図)

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グリーンパークつるいで温泉とカッコウの鳴声を楽しむ(北海道阿寒郡鶴居村)

今日は、鶴居村にあるグリーンパークつるいに泊まりました。
周囲はキャンプ場や公園に囲まれたのどかな場所です。また公共のホテルなので非常にリーズナブルに止ることができます。

自慢は源泉掛け流し温泉です。全国でも珍しいモール温泉という種類の温泉です。モール温泉は地面に堆積した植物が発酵して暖まった植物性の温泉です。別名 美人の湯とも呼ばれるくらい肌に優しいそうです。
源泉の温度は45℃と少し熱めです。

客室には風呂やシャワーがなく、大浴場のみです。
植物性の細かな粒子が床に付着して、すこし滑りやすいです。足下に気をつけてください。
モール温泉特有の緑色のお湯です。少しつかるだけでも、顔が火照ってくるくらいよく暖まります。

こちらは打たせ湯。
ちなみに宿泊しなくても温泉だけでも利用できるそうです。(大人500円)
釧路湿原から近いので、観光ついでに寄ってみてはいかがでしょうか?




朝起きると、遠くでカッコウが鳴いていました。持っていたSANYOの小型PCMレコーダー ICR-PS380RMで録音してみました。耳をすまして聞いてみてください。
カッコウの鳴声を聞く 

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2009年6月18日木曜日

雌阿寒岳のエネルギーを感じるパワースポット オンネトー(北海道足寄郡足寄町)

マリモで有名な阿寒湖から帯広へ向かう足寄国道(国道241号)の途中で雌阿寒岳へ左折して5kmほど走るとオンネトー(北海道足寄郡足寄町)という湖があります。奥に見える雌阿寒岳は活火山で硫黄分が強く、このオンネトーにその水が注いで魚の住めない酸性の強い湖だそうです。ここは有名なパワースポットだそうで活火山のエネルギーと湖の吸い込まれるのようなブルーに癒しを求めるのでしょうか?  
(オンネトーの地図)

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摩周湖の伏流水 神の子池(北海道斜里郡清里町)

裏摩周展望台をオホーツク海に向けて、さらに北上すると案内板が出てきます。そこを左折して3kmくらい砂利道を進むと神の子池にたどりつくことができました。何十年も水中にある倒木が腐らずに姿を残している神秘の池です。摩周湖の伏流水がこの池の中央に湧き出しているといわれています。目を凝らしてみると、鱒の仲間のオショロコマが湧きだし口付近に張りついているのが見えます。  
(神の子池の地図)  


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阿寒湖から流れ落ちる見事な滝 滝見橋からの眺め(北海道釧路市阿寒町)


国道240号線の釧路から阿寒湖までの区間は、通称まりも国道と呼ばれています。阿寒湖の近くに滝見橋というがあります。そこからの眺めは最高です。すこし先に駐車場がありますので、ぜひ車から降りて見てください。

阿寒湖の水門がある滝口の裏には、こんな見事ながあるのです。というか激流のようですが、かなりの量の水が阿寒湖から流れ落ちてきています。これだけ豊富な水量が阿寒川に流れ込み、四つの発電所(上飽別発電所飽別発電所、徹別発電所、蘇牛発電所)をフル回転させているのですね。(の位置を確認する)



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まりもの阿寒湖へ訪れたら絶対に遊覧船に乗るべし!(北海道釧路市阿寒町) with GPSロガー

まりもで有名な阿寒湖(北海道釧路市阿寒町)は、全域が阿寒国立公園内に含まれ道東を代表する観光地です。しかし、阿寒湖周辺の珍しいものを売っているお店や観光スポットを見て回るだけでは阿寒湖へ訪れた意味がありません!阿寒観光汽船遊覧船に乗ってこそ阿寒湖へ来た甲斐があるのです。私も何回か阿寒湖へ訪れていますが、今回初めて遊覧船に乗ってそれをヒシヒシと感じました。
85分間の船旅の出発です!遊覧船乗り場(右側)やホテルがみるみる小さくなっていきます。
遊覧船乗り場の12km先のチュウルイ島が見えて来ました。この裏手にあるまりもの生息地は厳しく立ち入りが禁止されていますので、このチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターまりもとご対面です。(チュウルイ島の位置を確認)
面積6800㎡、周囲360mのチュウルイ島に到着です。阿寒湖の中にある大小の島々の中で、唯一人が訪れることができる島だそうです。
マリモ展示観察センターで生のまりもとご対面です^^。野生のまりもは天然記念物ですから採集はおろか、生息地には近づくことさえできません。ここでしか見ることができない貴重なものなのです。観光地である阿寒湖温泉街では、まりもの姿は見ることができませんからね。
北海道土産の養殖まりもは、実は養殖ではなくシラルトロ湖という釧路湿原近くの湖でとれた近縁種を丸めたものです。乱獲が問題になっており、こちらも絶滅の危機にさらされているそうです。
約15分のまりもとの対面を終えると遊覧船滝口の方向へゆっくりと進みます。目の前にそびえる山は「雄阿寒岳(おあかんだけ)」です。あいにくの天気で山頂付近は雲がかかってしまいました。湖面すれすれに育ってる木々たちも自然の雄大さを感じますねー(写真の位置を確認)
おそらく昔は湖の底も山だったのではないでしょうか。何らかの原因で湖の水位が上がったため、湖面すれすれまで木々が育っているのだと思います。それにしても、手つかずの自然が多く残っているのは奇跡に近いですね。これを今まで守りつづけてきた人々に感謝です。(写真の位置を確認)
滝口に到着。阿寒湖の水門があります。阿寒川へ流れ出る水を調整しています。この水門の奥にがあります。そのため滝口という名前がついたのでしょう。(滝口の位置を確認)
滝口へ往復する水面は水路のように狭いところを通ります。まん中に見えるような小さい島がたくさん点在します。しかし、こんな小さな島にも大木が茂っているとはものすごい生命力ですね。(写真の位置を確認)
見るものが全て初めての約1時間半の旅が終わりました。よい時間を過ごさせてくれる遊覧船でした。ありがとう!
阿寒観光汽船遊覧船が辿った経路をGPSロガーで記録してみました。まず、まっすぐ北上して約13km先のチュウルイ島に向かい、そのあと東側の自然豊かな岸沿いをゆっくりと進んで、滝口に向かいました。

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