2013年9月29日日曜日

ニホンミツバチの採蜜学習会に行ってきました

NPO法人 日本蜜蜂大学さんの主催するニホンミツバチの採蜜学習会に行ってきました。
宇陀市にある日本蜜蜂大学の理事長さんが経営しておられる工場の敷地内に設置してある巣箱から採蜜してもらいました。
まず巣箱の上に置いてある雨よけの屋根を外して、天板をトントンと叩きます。
これをすると、ミツバチたちが怖がって下の方へ避難するのだそうです。
続いて、天板と巣箱の間にナイフを差し込んで、巣板天板を切り離します。
ワイヤーなどを使うより、パン切り包丁の方が使いやすいそうです。
天板を外したところ、思ったほどハチミツが入っていないそうです。
本当なら天板を外すと蜜でみたされてるんだそうです。今年は暑くて、働き蜂が思ったほど動けなかったのかも?
巣板の隙間から息を吹いてミツバチを下へ追いやります。
巣門から働き蜂がいっぱい出てきました。
ニホンミツバチは比較的大人しいので、セイヨウミツバチのように煙でいぶしたりすることはありません。
重箱の間に切れ目を入れて、上の重箱を切り離します。
上の重箱を切り離したところ。働き蜂がどっと出てきました。


下の巣箱にはすぐに天板をかぶせてやります。
いっぱい働き蜂が飛び回っていますが少し離れていたら刺されることもありませんでした。

切り離した巣箱
ハチミツが垂れてきています。


垂れたハチミツ働き蜂が舐めに来ました。

ナイフを使って巣箱から巣板を切り離してゆきます。
白い蓋がされているのが熟成されたハチミツが入っているところです。この部分のみ採集します。
そのほかの部分は糖度が低かったりする場合があるので捨てるそうです。
重箱に付いている蜜蝋をしっかり落として、巣箱の下に差し込みます。
蜜蝋をしっかり落としていないと、そこにスムシが湧いて群を全滅させたりすることもあります。


巣箱を元に戻してしばらくすると飛び回っていた働き蜂巣箱の周囲に戻り始めました。
女王蜂が中にいると、そのフェロモンにひかれて次第に巣箱の中に戻ってゆきます。切り離された天板も2~3日ほどで修復されるそうです。その間は給餌を控えるのがよいようです。
修復されないままに重たくなって巣落ちする恐れがあるからです。
網を敷いた衣装ケースの中に切り離した巣板を載せてハチミツを絞るのだそうです。絞ったハチミツが下に溜まり、衣装ケースの広い面積で水分が蒸発して糖度が上がるんだそうです。
普通は巣箱から離れた場所で行ないます。働き蜂たちがハチミツを取りに来るためです。


 適当な大きさに割った巣板を手で(よく洗ってから!)握るようにして搾り出します。絞って小さくなった団子のようなものも一晩くらい網の上に置いておくと付着しているハチミツも下に落ちきります。
後は下に溜まったハチミツを細かい網で濾して出来上がりです。

衣装ケースを使うのは目からうろこのアイデアでした。さっそく衣装ケースと金網を買って初の採蜜を来週にしてみようと思います♪

2013年9月25日水曜日

石垣の隙間からニホンミツバチが出入りしてた

奈良県某所の静かな住宅地にある児童公園の石垣あたりにミツバチがたかっているところを見つけました。

よくみてみると、ニホンミツバチが石垣の隙間から出入りしているではありませんか。
どうやら石垣の中に出来た空洞を利用して巣を作っているようです。
よくこんな空洞を見つけたものです。このまま駆除されずに春の分蜂を迎えて欲しいものです。

2013年9月23日月曜日

葛、タラノキ、ヌルデの花が咲いてニホンミツバチは大忙し


昼間はまだまだ暑いですが、木陰は結構涼しくなってきました。
ニホンミツバチ巣箱の入り口は相変わらず働き蜂が忙しそうに出入りしています。
周囲には花がたくさん咲いているのでそれを集めるのに大忙しなのでしょう。
の花。紫色の房のような花です。
根っこから葛粉が取れます。 マメ科で鞘に入った実が出来ます。
タラノキの花。白い小さな花が8月の暮れから咲き始めます。長期間花が続きますのでミツバチにとっては重要な蜜源です。
この後、正露丸のような小さな種が出来ます。
ウルシの仲間、ヌルデの花です。非常にタラノキとよく似た小さく白い花が咲きます。
ウルシほどではありませんが、触るとかぶれる人もいます。

もらってきた薪からシイタケが生えてきた

昨年の1月頃に平群堆肥サービスさんからいただいてきた薪の中に、クヌギ系の木が混じっていたのでシイタケの菌を植えておいたところ見事なシイタケが実りました。
5月ごろにも小さなシイタケが数個採れたのですが、今回は傘の大きなものがいっぱいです。
平群堆肥サービスさんの周辺は原木シイタケの産地として有名な場所ですが、シイタケほだ木としては小さいもの(商業用として生産性が悪い物)は捨てられるそうです。それが私が持ち帰った物だと思うのですが、思わぬ拾い物でした。

2013年9月22日日曜日

名水の酸化還元電位調査4 ごろごろ水(奈良県吉野郡天川村)

奈良県吉野郡天川村の「ごろごろ水」採水場にやってきました。先日訪れたときは雨の影響で泥混じりの水が出てきたので泣く泣く帰りました。
そのときの領収書を提示し、事情を入り口でお話しすると今回は入場料の300円を無料にしてくれました。日曜日だけあって採水場は満車で、入場制限がかけられていました。
大峰山系の山々に磨かれた清流です。先日は濁流でした。
下流には名勝 みたらい渓谷があります。
名水百選に数えられる名水中の名水「ごろごろ水」の水温は12.5℃

PH8.1
酸化還元電位は249mVでした。
0Vを切るのではないかと期待したのですが残念でした。
今日は向こうが見えるくらいの澄んだ水が出てきていました。
たくさんペットボトルに汲んで持って帰りました。

2013年9月21日土曜日

平群堆肥サービスさんに小ぶりな枝木が置いてありました

平群堆肥サービスさんの前を通りがかると、直径10cm以内の小ぶりで長さも1m以内にカットされたちょうどにしやすそうな枝木がたくさん置かれていました。
適当な長さにカットして積み上げて置いて乾かしておくだけでよさそうな感じです。ただし、まだ葉っぱも付いている完全な生木のようですのでにするためには1年くらい乾燥させる必要があります。

2013年9月17日火曜日

薪切り再開!冬の準備できてます?

久々に時間が空いたので、夏は暑くて出来なかった切りを再開しました。
近所の大工さんが貯めておいてくれた端材や知り合いのお宅のリフォームの際に出た廃材などが山積みとなっていますので、これを30~40cmほどにチェーンソーでカットします。
台風でびしょぬれになってしまいましたが、元々乾燥させた木材なので切って屋根の下に積み上げておけばすぐに乾きます。この冬には立派な燃料として役立ってくれるでしょう。
今週末(9/20)は、 友人たちが菟田野町で森林の間伐&薪集めのボランティア活動を行なってくれます(詳細)。冬に向けて着々と動き出しています♪

2013年9月4日水曜日

雨の日のごろごろ水の採水は避けましょう(奈良県吉野郡天川村)

奈良県吉野郡天川村にある名水中の名水ごろごろ水」の採水場にやってきました。
ここ数日雨が降り続いていましたが、今日は小康状態だったので思い切って2時間以上かけてやってきました。到着したころは雨が少し降り始めてきました。
湧水なので雨の影響はないだろうと思っていました。

しかし、採水してみるとペットボトルの中は濁って向こうが見えません。
時間が経つにつれてひどくなってくるようにも見えます。
酸化還元電位計で測ってみても283mV程度の値しかでていません。これではそこら辺の井戸水と変わりません。(雨が混じらないように車内で測定しました)
料金所の人に尋ねてみても「今朝は澄んでいたのにねぇ~」って言うだけ。さらに取水口について聞いてみると、ごろごろ水が湧き出す五代松鐘乳洞から流れ出た水を一時貯める場所があってそこは容易に雨水が流れ込めるような構造だそう。
したがって、雨が降っている日やその翌日に採水に行くのは避けたほうが無難なようです。
遠路はるばるお越しになったという方もおられたのに、気の毒でしかたありませんでした。