2011年5月31日火曜日

菅下清廣著「2011年の衝撃!」を読みました。

2009年に出版された「2011年まで待ちなさい!」という書籍の中で、「2011年に何かが起こる!」「大内乱でしょうか、それとも外敵の侵入でしょうか、大地震、あるいは・・・・」という予言をしていた、国際金融コンサルタント菅下清廣氏の新しい本「2011年の衝撃!」を読みました。
震災後に大きく変化した経済状況を解説しています。現在の世界経済の火薬庫は、ギリシャ危機から端を発した「ユーロ危機リスク」。エジプトなどで起こっている「中東民主化リスク」 。そして3月11日の震災によって急に持ち上がった「ジャパンリスク」の3つであるといいます。この3つの問題をうまく収束へ運ばないと、さらに世界経済は大混乱へと巻き込まれることになります。また菅下氏は、算命学で割り出した鬼門通過現象は東日本大震災であると断定できる根拠はないと言っています。(算命学と鬼門通過現象については先のブログをご覧ください)この先にまだ大きな困難に巻き込まれる可能性も示唆しています。
どんな問題が起こったとしても悲観することはありません。この震災で大きく動いた世界勢力図が日本経済再生の後押しをし、世界をあっと言わせる大きな技術革新が日本から生まれるであろうと予測しています。
悪いことばかりを予測し、悪いことが本当に起こった時だけしゃしゃり出てくる質の低い経済評論家と違い、なぜか菅下氏の予測は信用できるように思います。マスコミや一部企業に媚びることなく、冷静に実経済と歴史から学ぶという真面目さがあるからだと思います。

最後に、この本の巻末に書かれているあとがきを読んで涙を流しました。菅下氏が日本を深く愛し、日本経済の回復を心から信じていることが大変よくわかりました。このあとがきだけでも機会があれば読んでみてください。日本人であれば元気が出ること間違いなしです。
(あとがきだけでも公開できないかを出版社さんに確認中です。)



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