秋の実りの季節です。水田の稲もだいぶ頭が垂れてきました。
そんな水田に、ふと目を降ろすと何やら大きなものが動いているのが見えます。
なんとまあ大きなタニシです。もともと水田などに住んでいるタニシと比べると1.5~2倍くらいの大きさでしょうか?
実はこのタニシは、もともと日本にはいない外来タニシで南アメリカ原産のスクミリンゴガイという種類です。農家からはジャンボタニシと呼ばれて忌み嫌われているようです。というのも、かなりの大食漢で稲の茎などを食べて成長を阻害してしまうのだそうです。
カルガモやスッポン、コイなどに食べられるので、ジャンボタニシの駆除目的で田んぼに放されることがあるそうなのですが、今度はこれらを食用にしようとする人間に捉えられてしまう始末、うまくいっていないのが実情です。
このピンクの毒々しいのがジャンボタニシの卵。稲の茎に産みつけられてます。これだけの数の卵が孵ると大変なことになりますよね。探偵ナイトスクープでも食べられないかを挑戦してみましたがダメだったようです。
(その動画へ)
しかし、だれでもできる簡単な駆除方法があるというので試してみました。
その方法とは、そこらへんに落ちている棒でジャンボタニシの卵を水面に落とすだけです。
水面に落とされたジャンボタニシの卵。
卵は乾いたところでしか孵ることができないそうで、水中に落ちると死んでしまいます。
たったこんな作業で数を減らすことができるんだったら、卵を見つけしだいやってみたいと思います。
コレをご覧頂いた方は、ぜひたくさんの方に教えて上げてください。
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