今日は薪ストーブを設置されているお宅へお邪魔しました。
場所は奈良県奈良市。周囲が山に囲まれており、燃料の入手に苦労しない恵まれたロケーションです。母屋と離れの間から煙突が伸びています。
煙突は部屋の壁から外に出て、軒に穴を開けて設置しています。通常は軒を通り越してそのまま外に出すのがコストがかからず良いのですが、母屋の隣に離れがあるため止むを得ずこうなってしまいます。煙突はホームセンターで買ってきて、軒の穴あけ工事等は大工さんにお願いしたそうです。
部屋の中です。オフシーズンは薪ストーブを納屋にしまっているそうです。(重たいのに・・・)
下はフローリングの上にステンレスのボードを敷き、壁に近づけるためにホームセンターで買った石膏ボードを立てかけて置いているそうです。炉壁などの工事は一切していません。
煙突の穴の位置は、天井から45cmです。これ以上天井に近づく場合は、天井と煙突のあいだに板などを挟むように消防法で定められています。
納屋にしまっている薪ストーブを見せていただきました。燃焼哲学のMD80です。(現在のモデルは扉が観音開きに変わっています)
購入から3年ほど経過していますが、もちろんへたりなどはありません。トップが錆びていますが鍋を置いていて噴きこぼれたそうです。
内側も見せていただきました。意外にも外側のように錆びているところがなく、耐熱塗装がそのまま残っていてびっくりしました。
このつまみは、空気調整弁です。火勢を調整したり、消火する時に使います。
寿命20年以上を謳っていますが、もちろん溶接部分などには割れなどは発生していません。
大変無理なお願いにも快く応じていただき、ご案内していたユーザーの方に心よりお礼申しあげます。ありがとうございました!
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