地上デジタル放送完全移行が完了するまで10日を切りましたが、これまで親しんだ地上アナログ放送は停波すべきではないという意見があります。というのは、地上デジタル放送は放送局から送信されてから茶の間に表示されるまで約2秒の遅延があり、緊急地震速報などの緊急情報が2秒遅延することを意味します。これはデジタル処理による遅れで、現在の技術ではどうにもなりません。どれだけ遅れているかPC上でテレビを閲覧できるキーホールTVで確認してみましょう。
キーホールTV(KeyHoleTV)とは、 コグニティブリサーチラボより無償で配布されるソフトウェアで、アナログ放送やコンテンツをP2P技術で受信できる。
ダウンロードは下記のサイトで無償で出来ます。
http://www.v2p.jp/video/
インストールすると左のような画面が出て、見たいコンテンツを選択できます。地上アナログ放送も何局か送信されていますので、それを選択します。
手前がキーホールTV、奥が地デジです。
キーホールTVもアナログをデジタルに変換しているのにも関らず、2秒近くの遅延が簡単に確認できます。地上デジタル放送のMPEGという方式の効率が悪いためにこのような事態が起こっているそうです。もし、ここで緊急地震速報が来たらどうします?1,2秒あれば机の下に隠れたり、ガスを消したりとかなりの防御が出来ます。
最近になって、映像を圧縮しない「文字スーパー」を使って緊急地震速報を先に送信する設備を増強し始めたといいますが、地方の局ではまだだというし、文字情報だけで警告音は出ないしと、根本的な解決になってません。そもそも、地デジに完全に移行する意義ってものがよくわかりません。
管理者様
返信削除KeyHoleシステムの開発者です。上の動画は、KeyHoleシステムの
特徴をよく現していると思います。インターネットを利用した場合でも、
電波の放送より早いというのが売りです。
上の動画のリンクを利用したいのですが、構いませんか
どうぞどうぞ!
削除お役立てください☆