2010年6月23日水曜日

旧国鉄標津線廃線跡調査

北海道東部の中標津町と根室市厚床を結んでいた旧国鉄 標津線廃線跡を調査してきました。
調査箇所1 奥行臼駅
根室本線との分岐駅であった厚床駅のとなりの駅だった奥行臼駅がそのままの形で残されていました。駅舎は木造でかなり古くなっていました。 
ホームには行き先案内板も残されていました。次の駅は別海駅だそうです。写真では分かりづらいですが、レールも残されていました。
別海町の指定文化財として保存されているようです。本当にありがたいことです。
(奥行臼駅跡の地図)
厚床駅から奥行臼駅への線路跡は今でも航空写真でも確認することができます。

厚床駅から国道44号の南側を平行して東にしばらく走った後、国道とクロスして国道243号に近づいているグリーンの帯の姿が確認できるでしょうか?微かですが、別海市街地まで続いているのがわかります。 
調査箇所2腕木式信号機
国道243号、別海温泉付近で腕木式信号機が設置されていました。おそらく移設されたものではないかと思います。
(腕木式信号機の地図)

調査箇所3 線路跡の遊歩道
別海市街地近くで線路跡に作られた遊歩道を見つけました。この先には西別川にかかる鉄橋もあるのですが、残念ながらあいにくの雨で写真に収めることができませんでした。
振り返ると、住宅と住宅の間に線路1本分の林がありました。この間の土地は、今だにJRが保有しているのでしょうか?それとも別海町に譲渡されたんでしょうかね。
(線路跡遊歩道の地図)

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