北海道根室市は日本列島最東端の街ですが、ここに
飛行場があったことは知られていません。それもそのはず、第二次世界大戦当時に作られたもので、戦後にGHQによって破壊されたそうです。上の写真は
飛行場の
滑走路跡ですが、コンクリートの舗装が断続的に続いています。GHQが撤退後に
空港として使用できないように細切れにしたのでしょう。航空写真で見ると
滑走路のように見ることができるのです。
場所は、日本列島最東端のダム
牧の内ダムを1kmほど東に行ったところです。周囲は牧草地帯で、
滑走路のコンクリート舗装面も非常にわかりにくいです。
近くの牧場には、
掩体壕(飛行機の防空壕のようなもの)跡がありました。周囲にはこのような戦後の遺物が何基かあるそうです。Wikipediaによると戦後末期の1945年6月に使用開始されたそうですが、ほんの2ヶ月くらいしか使われていないのですね。
(
根室市牧の内に残る飛行場跡の地図)
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