2010年1月17日日曜日

乾電池がすべて置き換わる?SANYO eneloop(エネループ)

三洋電機から充電池eneloop(エネループ)が発売されて約4年たちました。画期的な充電池とのことで各種メディアでも取り上げられ、巧みな広告戦略でコンビニでも販売されるようになりました。しかし、実体はごく普通にデジタルカメラなどで使われている「ニッケル・水素充電池」で、しかも充電池の中では充電容量も優れたものではないため、充放電回数が多くなったニッケル・水素充電池としてしか認識がなく、さほど注目していませんでした。 それが実際に使ってみてビックリ。世間で早くから注目されていたワケがいま初めて分かりました(おそい?)。 まずすごいのが、

放置してもほとんど放電しない

普通のニッケル・水素充電池は、フル充電した後でも放置したら1ヶ月くらいで20%以上のエネルギーが失われてしまいますが、eneloop(エネループ) はなんと1年以上放置しても85%のエネルギーが残っているという。このおかげで充電済のものを店頭に並べることができ、買ったその日から充電せずに使え ます。時計やリモコンの電池も1ヶ月程度で充電していたら使い物になりませんが、これまでタブーと思われた使い方もできちゃいます。

1000回から1500回の耐久性!

初期の製品で1000回、最近の製品では1500回の充電ができ、驚くほど長寿命です。普通のニッケル・水素充電池は、500回が限度といわれていますので倍以上です。しかも・・

メモリー効果がほとんどない

普通のニッケル・水素充電池は、つぎ足し充電をするとつぎ足した時点の容量以上を使いにくくなる「メモリー効果」がでてしまい、放電してから充電するという手間がかかりましたが、eneloop(エネループ)はほとんどメモリー効果が出なくなったそうです。「ちょっと減ったかな?」っと思った時点で充電しても大丈夫です。 これまでは、乾電池と充電池の間には、大きな垣根がありすぎて使い分けすることが当たり前になっていましたが、eneloop(エネループ)の登場で何も考えずに使えるようになったのです。私なんか、家中の電池をeneloop(エネループ)に取り替え中です。これまで「電池=使い捨て」という考え方が、21世紀の子供たちは「電池=何度も使うもの」という認識になるのでしょうね。

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