先日、このブログで予告していた馬見丘陵公園(奈良県北葛城郡広陵町)で開催されている「第27回全国都市緑化ならフェア」に行ってきました。
全国都市緑化フェアとは、「都市緑化意識の高揚、都市緑化に関する知識の普及等を図り、緑豊かな潤いのある都市づくりに寄与することを目的」に毎年行われているものです。もともと馬見丘陵公園は散歩コースとして周辺の住民に利用されている場所ですし、入場無料ですから気軽に行くことができるのがうれしいです。
会場は、47.1ヘクタールという広大な敷地内に5つのゾーンを設けて、そのテーマに沿った緑化の提案・展示を行っています。
「はじまりはならゾーン」は奈良らしい風景の中に、「花と緑によるきっかけづくり」をテーマとして県内の花人が、もてなしの花と緑で彩りを添えているゾーンです。上の写真は近畿大学農学部が作った花壇です。
「未来の花ゾーン」は、これからのまちづくり・環境づくりに向けてくらしを彩る花と緑」をテーマに。草花の多彩なコラボレーションや花や緑の多様な魅力、可能性を提案するゾーンです。
上の写真は、種苗業社などが変わった品種、人気の花など、自慢の花々を紹介しています。
「集いの丘ゾーン」は、「花と緑と人が集い・繋がる場」をテーマに、大和青垣を背景に花と緑に彩られたおおらかな景色の中で、様々な企業・団体の出展やイベントが行われるゾーンです。
イベントステージが中央に設けられていて、ほぼ毎日体験教室などの催しが行われたりします。
造園業社などが緑化技術をつかって、奈良らしい庭園を紹介しています。
ダイワハウスが植物工場の提案を行っていました。ほぼ無菌の状態で育てるため、無農薬で育てることができるそうです。
「花の都ゾーン」は、花を通して人々が協働・交流する大花壇、奈良を代表する花「ダリア」、企業・団体等や自治体による出展など、多彩な花風景が展開するゾーンです。
一面に花が植えられて秋なのに春のような気持ちになります。
2時間くらいで巡り終えるかなと思っていたのですが、予想以上にスケールが大きかったので、ほとんどが素通りでした。じっくり堪能するには2~3回ほど通うのがよいと思います。11月14日まで開催されていますので、また足を運びたいと思います。新しい発見があればレポートします!
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