今シーズン、快進撃を続ける阪神タイガースを詠んだ小杉なんぎん著「歌集 阪神タイガース『虎にしびれて』」を読んで見ました。
著者 小杉なんぎん氏は大阪府守口市生まれ。「毎日新聞」「産経新聞」「夕刊フジ」などでコラムニストとしてデビュー。「週刊モーニング」「アサヒ芸能」などで漫画も描いています。少年時代に、勉強ができなくて運動ができなくて、何もかも嫌になっているときに、ふとつけたテレビに映っていた江夏や田淵の大活躍する姿を見て元気をもらったそうです。人生の逆境にも、阪神タイガースがあったから救われつづけた、その想いを綴った歌集です。
五-七-五-七-七の川柳(短歌?)とその横に解釈が記されていて非常に楽しみながら読むことができます。いぶし銀の阪神ファンはもちろん、ファンになったばかりの方でも、ここ30年の名物選手が一気にわかって、タイガース通になること間違いなしです。
新井選手を詠んだ歌
二軍に落ちた選手の気持ちを詠んだ歌
秀太選手を詠んだ歌
金本選手を詠んだ歌
一般社会とはかけ離れた壮絶な世界を生きている選手たちは雲の上の人という印象が強いですが、人間味のある部分をおもしろく引き出して、すごく身近に感じさせてくれます。これを読むと明日から野球中継を見る目が変わりますよ。
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