禅修行の道場として名高い永平寺(福井県吉田郡永平寺町)にやってきました。
永平寺は、約750年前に道元さんによって開かれました。現在でも200人の修行僧が1年間の修行をなさっているそうです。一人一人が共同生活の役割を担っていて、観光客を案内したり食事を作るのも立派な修行です。
まず、広間に通され永平寺の説明や注意事項を受けます。そのあと寺内を自由に回れるのですが、全ての建物が渡り廊下で繋がっています。そのため、広間で脱いだスリッパを持って行きましょう。私は中を下足で回ると勘違いして、スリッパを広間の入り口に置いてきてしまいました><
石段の横の建物内が渡り廊下になっています。スリッパを履いていないとすぐに靴下が真っ黒になってしまいます。
ここはもともと修行の場ですから、廊下では修行僧さんとよくすれ違います。最初に注意されますが、修行僧さんにはカメラを向けてはいけません。
大きな山門です。ここでは一番古い建物だそうです(1749年建立)。
貫首(御住職)さん以外ここをくぐるのは厳しく禁じられています。修行僧は、修行に入るときと修行を終えるときにのみここをくぐることが許されています。
山門から外を見ると素晴らしく手入れが行き届いた杉林を見ることができました。
世間の自由な生活とはかけ離れた世界を垣間見ることにより、別の世界への憧れのような不思議な気持ちを味合わせてくれるひとときでした。
(永平寺の地図)
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