屈斜路湖の湖畔道路を走ると、すぐに「
川湯温泉(北海道川上郡弟子屈町)」に着きます。近くの
硫黄山で温められた地下水が流れ込んだ
温泉だと言われています。また、
硫黄山から高温の温泉川が温泉街に流れていて、町中で湯気と硫黄の匂いが立ちこめていました。ここの温泉宿のほとんどが「
源泉掛け流し」です。豊富に
温泉が湧き出している証拠でしょう。泉質は「酸性硫化水素泉」で強い酸性のお湯です。口に含むと涙が出るくらいの酸っぱさです。なんとpH1.8!お酢よりも強い酸性です。酸度の高い泉質は、殺菌力が強く、皮膚病によいといわれています。肌に傷があるとピリピリと痛みますが、熱めのお湯は冷えた体を心から温めてくれるでしょう。
どこの温泉宿でも日帰り入浴が出来ますが、今回は「温泉浪漫の宿 湯の閣」に立ち寄りました。
温泉の横に地下水を温めた湯船も設置されていました(手前)。酸性が強すぎて石けんが泡立たないため、体を洗う前にここに入るのだそうです。
PHは1.8!亜鉛などの金属をみるみる溶かしてしまうほどの酸度です。
(
川湯温泉「温泉浪漫の宿 湯の閣」)

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