2015年9月27日日曜日

ニホンミツバチの保護活動

仲良くしていただいて奥様より、「兄の家の軒にミツバチがぶらさがっているのでどうにかしてあげて欲しい」という電話をいただきました。
駆けつけてみると、分封群か逃去群か分かりませんが、見事にキレイに集まったニホンミツバチの集団でした。これだけキレイな集団は女王バチも一緒だと確信し、周囲は住宅が多いので保護することにしました。

ハシゴにのぼって集団を袋に入れます。
できるだけ取りこぼしのないように何回か袋に入れるようにします。
重箱巣箱の天板を開けて一群を放り込みます。
すると働きバチはこれまで見たことのない行動を取りました。巣門から出てきて巣箱の外へ向けて自らの羽で風をおこしはじめたのです。通常、巣箱内の換気のためニホンミツバチは巣箱の中に尻を向けて風を巣箱に送ります(セイヨウミツバチは逆)。これは天敵であるスズメバチの来襲をすぐさま察知出来るようにしているといわれていますが、今回は逆に巣箱内の空気を外へ出す行動をしたのです。
全くの想像ですが、巣箱内の女王バチのフェロモンを外へ拡散させ、放り込む際に勢い余って巣箱から外へ出てしまった働きバチが迷わず巣箱の中に入れるようにしているのではないかと思います。その証拠に巣箱の周囲を飛び回る働きバチが少なくなってくると、この行動をする働きバチも巣箱の中に入ってゆきました。誰も指示したわけでもないのに最善の行動・判断ができるってスゴイですね。見習いたいものですf^_^;)

特に春先から初夏にかけて、このような集団がよく見られます。1~2日ほどで新しい住処をみつけるといなくなりますのでそっとしてあげてください。冬場を乗り切らなければならないため、このような露出した場所に営巣することは絶対にありませんのでご安心ください。ニホンミツバチは特に気性が穏やかですので、もし慌てている方がいらしたら教えてあげてくださいね。

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