2011年4月15日金曜日

門司港レトロ「九州鉄道記念館」に入る(福岡県北九州市)

門司港レトロ(福岡県北九州市)をブラブラしていたら九州鉄道記念館というのがあったので入ってみました。
入場料は300円(中学生以下150円)です。SLなど実物の車両などが展示されていて楽しそうです。
9600型
1913年に製造が始まった国産初の貨物機関車。この59634号は北九州地区で最後まで働いていた蒸気機関車で、その番号から「ごくろうさんよ」とファンのあいだで愛されていたそうです。
C591
東海道、山陽本線の主力機関車として1941年誕生。昭和31年に門司に配属され、寝台特急「あさかぜ」・急行「雲仙」などに使用。昭和37年には熊本初の特急「みずほ」にも使用されたそうです。
EF1035
昭和17年の関門トンネル開通時に、トンネルだけ電化区間となり、このEF10型電車がトンネル専用電気機関車として配属されたそうです。
ED721
北九州が電化した時に登場した電気機関車。客車を暖房するボイラーが載せられていて、煙と湯気を噴き出す電気機関車だったそうです。
キハ0741
戦前の代表的な機械式気動車(クラッチで変速する)で、2台直列で運転する時は前後の運転手が合図しながら変速させたそうです。昭和44年に引退してからは大切に保管され、原形を保っているのは1台のみという貴重なものだそうです。
クハ481-603
特急「こだま」の発展型で、交流と直流両方で利用できるように改良されたのが481系です。最初は東北地方で活躍していましたが、昭和58年に鹿児島に配属され特急「にちりん」「かもめ」「有明」として使用され、平成9年に退役したそうです。
クハネ581-8
世界初の寝台電車特急「月光」としてデビュー。昼間は特急、夜間は寝台特急として利用できる便利な電車でした。
月光の客室内に入りました。きれいです。
当時のままの広告が・・・・国鉄って
セラ1239
石炭車。昭和34年ごろの石炭全盛期は、九州で採れた石炭を50両以上連結されて運転されていたそうです。石炭17トン積めます。
九州鉄道株式会社というのが、明治21年に設立され九州の鉄道を取り仕切っていましたが明治40年に国鉄に買収されました。この建物は明治24年に建設された九州鉄道株式会社の本社だったそうです。
現在は九州鉄道記念館の本館として使用されています。
内部は鉄道の歴史がいっぱい展示されています。
九州を走った特急列車のネームプレートです。そのほか腕木型信号機やタブレットなど懐かしいアイテムがいっぱい展示されていました。













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